100試合出場の岡崎が戸惑い!? 「まだ引退するわけじゃないので…」

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[3.29 W杯アジア2次予選 日本5-0シリア 埼玉]

 自身の得点はなかった。しかし、国際Aマッチ通算100試合出場という節目の試合を白星で飾った。積み重ねた数字の重さを感じるFW岡崎慎司は、「100試合はなかなかできないと思う。ただ、自分一人だけでできたわけではないので、そういう思いを持ちつつこれからもやりたい」と周囲への感謝の気持ちを示した。

 キャプテンマークを巻いて試合に臨んだ岡崎に、最初のチャンスが訪れたのは前半8分。MF香川真司、DF酒井高徳、MF長谷部誠が細かくパスをつないで右サイドを攻略すると、最後は長谷部のグラウンダーのクロスに岡崎が飛び込んだが、シュートはジャストミートせず。その後も積極的な姿勢を示す男は同21分、香川のラストパスから鮮やかなボレーシュートでゴールを脅かしたものの、ゴールマウスを捉え切ることができない。

 シュートチャンスはあった。しかし、無得点のまま後半33分にピッチを後にした点取り屋は「最初にハセさん(長谷部)からチャンスボールが来たので、ああいうのを仕留めていれば全然状況は違ったと思う」と悔しさを滲ませている。

 試合後には100試合出場のセレモニーが行われ、田嶋幸三新会長から花束を贈呈され、ハリルホジッチ監督からは「背番号100」の記念ジャージーを手渡された。

 その後、自身のスピーチとなったが「自分が引退するわけじゃないし、まだまだ続けたいから、そういう意味でも何か言うことが…」となかなか言葉が出てこなかったようだ。しかし、「ただ、感謝の気持ちが強い」とこれまで支えてくれた方への感謝を示すと、「大先輩の後ろ姿を見て、自分もここまで来たので、そういう選手になりたい」とさらに出場数を積み重ね、チームを背中で引っ張っていこうと決意を表した。

(取材・文 折戸岳彦)


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