大勝、そして無敗での2次予選通過にも浮かれず。試合後すぐに、ピンチを招いた原因を冷静に分析した。(C) SOCCER DIGEST

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 ボランチとして攻守にバランスを取るだけでなく、前線への果敢な駆け上がりも見せた。ゴールこそなかったが、無敗でロシア・ワールドカップのアジア2次予選通過に大きく貢献した長谷部誠のコメントをお届けする。
 
長谷部誠(フランクフルト/MF)
 
――大勝しましたが、相手のチャンスも多い展開でした。
 
良い面も悪い面も出た。ただ、この段階で課題が見えて良かったと思います。少なくないチャンスを作られたので、その部分は最終予選に向けて、もう一回修正しなければいけません。(2次予選で)上手くいって最終予選に突入するよりは良かったのかもしれないですね。
 
――試合前、ハリルホジッチ監督からどういう指示があったのでしょうか?
 
強度を高く、アグレッシブに前から、と。立ち上がりからいい形でゲームに入れたと思いますが、30分を過ぎたあたりから少し落ちてしまった。立ち上がりの強度を90分間続けるのは、今の自分たちのコンディションなど様々な面を考えれば難しい。まだまだだと感じました。試合を進めるなかで、行くところ、行かないところをメリハリをつけてプレーするのが大切。そういう意味では、試合運びにも課題が残ったかなと思います。
 
――アグレッシブに行った結果としてバイタルが空くシーンも目につきました。
 
前半の30分まではカウンターを受ける場面はありませんでした。カウンターを受けるまでもなく、前で完全に潰せていた。後半にあれだけチャンスを作られたのは、チームとして間延びしてしまったことが原因。ミスから相手にチャンスを与えたのが2、3回ありましたが、それ以外でも、選手間の距離が遠くなってしまったことが原因だと思います。