【警告】日本=長友(65分) シリア=アルムバイド(55分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】香川真司(日本)

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【日本代表・総評】6
 前半からペースを掴み、押し込む展開のなか、香川のクロスからオウンゴールを誘い、先制に成功。ラッキーな形でリードを奪い、その後も多くの決定機を作ったが、決め切れず。逆にカウンターから危ない場面を作られた。

【シリア戦PHOTOハイライト】香川が2得点・アシスト! 無失点で首位通過

 後半は一気に4ゴールを奪取と、決定力を欠いた前半とは打って変わる内容だったが、守備でルーズになり、失点してもおかしくない場面を作られた。西川のビッグセーブがなければ、“締まりのない”ゲームになっていただろう。

【個人採点・寸評】
[GK]    
12 西川周作 6.5
ハイボールの処理は危なげなく、持ち味の正確なキックで前線を走らせる。後半の相手の時間帯でも慌てることなく、終盤の二度のファインセーブなどで、完封勝利に大きく貢献した。
 
[DF]
5 長友佑都 6
積極的に攻め上がり、タイミングの良いサポートで攻撃に勢いと厚みをもたらす。終了間際には原口のゴールをアシスト。ただ、不用意なボール逸など、やや安定感を欠く場面も。
 
6 森重真人 6
12分に岡崎を縦に走らせたロングパスは見事だった。27分のカウンターにも慌てずに対応。エアバトルでも簡単に負けず、致命的なミスもなかった。

21 酒井高徳 5.5
度重なるゴールチャンスを決められず、天を仰ぐばかり……。後半は攻撃面でトーンダウン。プレーに絡む回数も減り、存在感を発揮できなかった。
 
22 吉田麻也 6
ラインコントロールや1対1の守備に大きな問題はなし。最終ラインで丁寧にボールを左右に動かしたが、前半終了間際のパスミスはいただけなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
[MF]
10 香川真司 6.5
鋭いクロスから相手のオウンゴールを誘った後は、チャンス逸が目についたが、終わってみれば2得点・1アシストの活躍ぶり。背番号10に相応しいパフォーマンスだった。

16 山口 蛍 6
派手さはないものの、長谷部との距離感を保ちながら、中盤の守備力を高める。相手のラフプレーで無念の負傷退場を余儀なくされた。

17 長谷部誠 5.5
相手に寄せられた時、思うようにボールを落ち着かせらず、ピンチを招いた。とはいえ、83分の決定的なシュートを身体を張ってブロックしたプレーは評価したい。

[FW]
4 本田圭佑 6
53分、60分の決定的なヘディングシュートを外したが、85分には“三度目の正直”で、香川のお膳立てからネットを揺らす。ただし、ゴールを除けば、特筆すべき活躍はなかった。

9 岡崎慎司 5.5
代表通算100試合出場を達成。裏を突く巧みな動き出しは相変わらずで、相手DFを何度も慌てさせたが、73分の強烈な左足の一撃もオフサイドの判定。メモリアルゲームでゴールという結果は残せなかった。

11 宇佐美貴史 5.5
序盤から軽快なプレー。左サイドからドリブルやクロスを駆使して好機を選出し、CKの機会も多かったが、決定的な仕事はこなせなかった。

交代出場
MF
8 原口元気 6.5(58分IN)
山口の負傷を受けて、緊急投入。そのままボランチに入り、攻守に奮闘を見せる。終了間際には長友のクロスをヘッドで押し込み、ダメ押しの1ゴール。

FW
15 金崎夢生 -(78分IN)
岡崎に代わってCFでプレー。高い位置から果敢にプレスを仕掛ける一方、何度もボールを呼び込んだが、チャンスが少なく、得点できなかった。

MF
13 清武弘嗣 -(85分IN)
周囲の味方を活かすプレーを重視。限られた時間の中では、アフガニスタン戦のようなインパクトは放てなかった。

監督
ヴァイッド・ハリルホジッチ 6.5
使い慣れた4-3-3を採用し、ほぼベストメンバーを起用。前半は攻めあぐねたが、結果的には5-0の大勝。連動性を伴ったスピーディなサッカーは表現され、盤石の強さで首位通過を果たした。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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