「走りを愉しむのであれば軽ければ軽いほどいい」というのは、歴代マツダロードスターが最大の課題として追求してきたこと。ですが「自分が乗るクルマは屋根があるものを選ぶという方は少なくありません」とは、マツダ・ロードスターRF(MX-5 RF)の広報資料にあるフレーズ。

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確かに、ソフトトップの防犯性や耐候性を考慮し、ましてや新車で手に入れるのであれば青空駐車は避けたい気持ちになります。

実際に先代ロードスターのライフサイクル終了時の販売台数のうち、リトラクタブルハードトップモデルは半数以上を占めていた、と聞くとリトラクタブルハードトップモデルの重要性が理解できます。

走りを極めたい人には軽いソフトトップモデルを、オープンエアと快適性の両方を重視したい人には、さらにファストバックスタイルという新しい美しさも手に入れたロードスターRFを提供するという戦略は、間もなく世界累計生産台数100万台を迎えるロードスターにとって、何代もモデルチェンジを繰り返す意味でも、幅広いユーザーの獲得は重要なのでしょう。

ロードスターRFで気になる快適性は、オープン時にはアクリル製の大型エアロボードが後方から巻き込んでくる風を抑制。

サスペンションや電動パワステもロードスターRF専用チューニングが施されていて、軽快な走りを提供しながら、より落ち着きのある上質な乗り心地を実現しているそうですから楽しみです。

快適性を左右する遮音関連では、フロントルーフとミドルルーフの内側に吸音タイプのヘッドライナーを、またリヤホイールハウスに遮音材を採用し、クローズ時の静粛性を大幅に向上したそう。

気になるのが、身を削るようにして得た軽量化がRFではどうなっているのかという点ですが、車両重量は明らかになっていませんので、登場を待ちたいと思います。

そのほか、インテリアデザインの変更点は、3眼メーター左側のインフォメーションディスプレイに、リトラクタブルハードトップ開閉動作中のアニメーションが表示される専用の4.6インチTFTカラー液晶を配置。また、エアコンダイヤル下のパネルにリトラクタブルハードトップの開閉ボタンが追加されています。

シートは市場により異なるそうですが、オーバーンカラーのナッパレザーが採用され、落ち着きのある洗練された雰囲気になっているそうで、シートやドアトリムセンター部などには、グレーのステッチが施されています。

(塚田勝弘)

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