28日、中国である男性がホテルに宿泊した際、ベッドの枕の下から札束を発見した。しかし、男性が問題にしたのは、ベッドから多額の現金が見つかったことではなかった。

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2016年3月28日、中国メディア・捜狐によると、間もなく清明節(掃墓節)を迎える中国で、ある男性が家族と重慶に先祖の墓参りに訪れ、ホテルに宿泊した際、ベッドの枕の下から札束を発見した。しかし、男性が問題にしたのは、ベッドから多額の現金が見つかったことではなかった。

男性はホテルに宿泊すると、チェックアウトする前に、忘れ物がないか布団や枕をひっくり返すのが習慣になっているという。今回もいつもと同じように忘れ物がないかチェックしていると、枕の下から100元札の束が見つかった。男性は当初、墓参りのため自分で買った「紙銭」かとも思ったが、色は違うし、どう見ても本物の紙幣だった。

男性はトラブルに巻き込まれないか心配になり、即座にホテルの従業員に知らせ、警察に通報してもらった。数えると総額1万元(約17万円)ほどあった。全額警察で保管してもらうことになったが、問題は現金の持ち主が誰かだった。

ホテルの部屋は客が宿泊するたびに清掃し、シーツなども取り換えているはずなので、男性の前に同じ部屋に泊まった客が持ち主とは考えられにくいが、担当清掃員は、その部屋によく泊まる人は1人でツインの部屋に泊まり、片方しかベッドは使わないので、もう片方のベッドはそのままで、シーツも枕カバーも取り換えていないことを明かした。

結局、男性がホテルに申し入れた苦情は、「見た目はきれいだったかもしれないが、衛生上シーツや枕カバーは替えるべきだ」という点だった。ホテル側は衛生上問題があったことを認め、謝罪するとともに改善を約束した。なお、その後、現金は持ち主の手に戻ったという。(翻訳・編集/岡田)