訪日の台中市長、三重の花テーマパーク訪問 再来年の花博の参考に/台湾

広大な敷地を有するなばなの里では、季節ごとに異なる展示を行うほか、草花が少なくなる秋冬には夜間ライトアップも実施し、一年を通して見物客を楽しませている。
林市長は、台中市には台湾で名高い花の名所「新社花海」と「中社花海」があり、毎年多くの行楽客で賑わうと紹介。さらに、日本の花観光の発展を手本とし、台中の花き産業を台中のPRに活用できればと期待を述べた。
林市長は同日、なばなの里のほかに、彰化県の魏明谷県長と南投県の林明シン県長とともに大村秀章・愛知県知事を訪問。文化や観光、產業、都市発展に関して話し合った。29日午前には河村たかし・名古屋市長と面会し、同市の市営住宅などについて理解を深めた。また、日本から専門家を招き、台中の都市計画に対して意見を問いたいとの考えを示した。(シン=さんずいに秦)
(カク雪卿/編集:名切千絵)
