国家安全局の楊国強局長(中央)

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(台北 29日 中央社)国家安全局の楊国強局長は28日、立法院(国会)で行われたテロ対策に関する質疑で、台湾にはイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)に傾倒している疑いのある人物が8人いると明かした。これらの人々はISのホームページ上に情報を残していた。

楊氏は、台湾がテロ攻撃の対象となる可能性は低く、すぐさま脅威になることはないと強調。同局はISのほか、東南アジアの複数の組織についてもテロ組織と認定しているという。

同局の王徳麟・副局長は、昨年台湾でトランジットしたり入境を試みたテロリストは計35人で、同局は入境を試みた人が接触しようとしていた人物についても情報を把握しているとした。

法務部(法務省)調査局の李長明・副局長は、台湾の人のISやその他のイスラム過激派組織参加は、これまでの調査では「ない」とする一方、ISへの加入は現在、違法ではなく阻止できないと語った。

この問題について楊氏は、過去にも法案の成立を目指したが、実現できなかったと述べ、今会期中に関係機関が改めて法案を提出するとした。

(呂欣ケイ/編集:杉野浩司)