28日、中国の習近平国家主席は訪問先のチェコで、同国のミロシュ・ゼマン大統領と会談した。資料写真。

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2016年3月29日、新華社によると、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は28日(現地時間)、チェコを訪れ、同国のミロシュ・ゼマン大統領と会談した。両国の国交樹立は67年前にさかのぼるが、中国国家主席がチェコを訪れるのは今回が初めて。

自身にとっても初の中欧訪問となる習主席は「国交樹立からこれまで、国際社会では目まぐるしい変化が起きた。我々も数々の試練に直面したが、両国関係の発展の軸には常に友好と協力がある」と指摘した上で、2015年に中国が提唱する「一帯一路」建設に関する覚書を交わしたことなど、近年のチェコとの活発な交流に言及。「欧州連合(EU)、欧州各国との連携を強化し、世界の平和と発展のため貢献したい」と語った。

ゼマン大統領は「チェコはEU加盟国の中で中国の信頼に足るパートナーだ」と述べ、国としても個人としても対中関係を重視しているとの考えを示した。

習主席のチェコ滞在は29日まで。「歴史的訪問」として両国国旗が街中の大通りに飾られるなどしたが、仏メディアによると、中国のチベット政策に反対する人々が中国国旗を掲げる場所にチベットの旗を設置するなどの混乱も起きた。これにより、10人以上の若者が逮捕されたという。(翻訳・編集/野谷)