2016年も桜のシーズンが到来し、桜前線の北上に伴って大勢の中国人観光客が訪日する見込みだ。中国ではすでに、日本でのお花見を目玉にした団体ツアーが各旅行会社から発売されている。(イメージ写真提供:123RF)

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 2016年も桜のシーズンが到来し、桜前線の北上に伴って大勢の中国人観光客が訪日する見込みだ。中国ではすでに、日本でのお花見を目玉にした団体ツアーが各旅行会社から発売されている。

 中国人旅行客の爆買いは一時期ほど話題になっておらず、一部では1人あたりの消費額が減少しつつあるとの報道もあるものの、中国人が強い購買意欲を持つ旅行客であることに変わりはない。

 中国人旅行客が日本で爆買いするのは、日本製品に魅力があるためだけでなく、日本では安心して買い物を楽しめるためだという見方がある一方、中国メディアの新浪はこのほど、買い物を目的に日本を訪れる中国人に向けて「注意すべき点」があると主張している。

 記事がまず挙げているのは、偽の免税店の存在だ。免税扱いでありながら、普通の店での税込みの販売額よりさらに高い値段で物が売られていると主張。だが、「旅行客は時間がないうえ比較対象もなく、言葉も流暢ではないため、非常に簡単に偽免税店に騙されてしまう」と警告している。

 2つ目に挙げたのは、「日本製の表示が本物かどうかを見分ける必要があること」だという。中国人旅行客が日本製だと思って温水洗浄便座を購入したものの、実は中国製だったという実例を紹介。日本メーカーの製品でも実際は中国で生産されたものは少なくないはずで、こうした勘違いをしている中国人旅行客は多そうだ。

 そのほかにも、旅行業者が自分たちの利益の為に提携している免税店へ連れて行き、無理やり買い物をさせるケースがあるなどと主張している。日本人にはなかなか見えない、中国人旅行客をターゲットにした悪徳業者もいるようで、中国でも「中国人観光客が日本で同胞であるはずの中国人に騙されている」と報じられている。中国国内では当然のように行われている騙し行為が、日本でも行われているのだ。日本が今後、真の意味で観光立国となるためには旅行客が安心して楽しめる環境を整備することが必要不可欠だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)