中国メディアの今日頭条はこのほど、中国のステルス戦闘機「J−20(殲−20)」の戦闘能力について、日本メディアが「ひどく過小評価している」と主張する記事を掲載したうえで、そうした過小評価には「まったく根拠がない」と反論した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国のステルス戦闘機「J-20(殲-20)」の戦闘能力について、日本メディアが「ひどく過小評価している」と主張する記事を掲載したうえで、そうした過小評価には「まったく根拠がない」と反論した。

 日本でステルス実証機「X-2」の開発が進められているためだろう、中国では日本の戦闘機開発について関心が高まっている。殲-20は中国が開発中のステルス戦闘機であり、殲-20とX-2を比較する報道も少なくない。

 記事は日本メディアが中国の自動車産業を例にして「クオリティの高い自動車を製造する技術力すらない中国がどうしてクオリティの高い戦闘機を開発できるだろうか」と主張していると伝え、こうした「過小評価」が日本国内の殲-20に対する一般的な見方であると紹介した。

 こうした見方に対し、記事は激しく反論を展開している。米国メディアの見解として、「自動車産業の技術力から航空産業の技術力を推し量るのは無理がある」と主張、そしてイスラエルとロシアを事例に挙げたうえで「クオリティの高い自動車を設計・製造できなくともクオリティの高い戦闘機を開発できるまさに生きた証拠である」と反発した。

 さらに記事は、殲-20に対して、日本国内で「機動性に問題があるのではないか」という見方があると伝える一方、殲-20の戦闘能力に問題があるなら、なぜ日本は世界最強と称される米国のF-22の導入を願っているのかと反論。「日本は殲-20の戦闘能力に根拠もなく疑問を呈している」と批判した。

 中国としては自国の自慢である殲-20が日本で「過小評価」されているのが気に食わなくてたまらないのだろう。事実、中国では殲-20の戦闘能力を高く評価する声が多く、在日米軍横田基地にF-22戦闘機が増派され、中国軍と衝突が発生しても殲-20で対応でき、「米軍パイロットにとっては恐怖の空になるであろう」などと主張するメディアもある。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)