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インフォテリアとCData Softwareは3月28日、共同出資によりCData Softwareの日本法人「CData Software Japan」を5月に設立すると発表した。また、併せてインフォテリアは、複雑なプログラミングなしでデータ連携を実現するミドルウェア「ASTERIA WARP」にCData製品を組み込んだ形でOEM販売する予定であることを明らかにした。

CDateは、データアクセスおよび接続ソリューションを提供する企業。ドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、顧客企業のオンプレミスおよびクラウドアプリケーション、データベース、WebAPIへのリアルタイム接続を実現する。

また、CDateの「CDate ドライバー」は、CRM、マーケティング自動化、会計、データベース、ERP、SNS、認証、ネットワーキングなど、60を超えるデータソースと接続することが可能なほか、ODBC、JDBC、ADO.NET、SSIS、BizTalk、Excelなどの標準的な接続テクノロジー、および標準アプリケーションプラットフォームに対応。加えて、BI、アナリティクス、帳票、カスタム業務アプリケーションやExcelから簡単にライブデータを利用することができる。

顧客企業の事業分野は多岐にわたっており、コカコーラ、Apple、Oracle、Microsoftをはじめとしたグローバル企業に加え、JR東日本やキヤノン、NEC、NTTデータといった日本企業も多数利用しているという。

一方のインフォテリアの「ASTERIA WARP」は、異なるコンピューターシステムのデータをノンプログラミングで連携できるミドルウェア。メインフレームやクラウド上のサーバから表計算ソフトまで、さまざまなシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えるという。

今回の業務提携の理由として、インフォテリア 代表取締役社長の平野洋一郎氏は、ASTERIA WARPの接続先の拡大につながることを1番の利点として挙げながらも、「共同出資による日本法人を設立することで、日本独自のドライバーへの対応を含め国内のニーズに合ったサービスの開発・提供が可能になると考えている」とコメントした。今回の提携により、ASTERIA WARPで接続できるシステムが60件以上も拡大するという。

また、CDate Software Founder & PresidentのGent Hito氏は、「今回の提携は、日本の顧客にCDateを認識してもらう機会だと考えている。両社が協力することで、より完全なソリューションを顧客に提供していきたい」と述べ。日本地域の顧客を重視することを強調した。

なお、同日本法人は宮城県仙台市に設置されるが、その理由として同氏は、「平野氏からも『東京で設立した方が良いのでは?』とアドバイスを受けたが、東京だと優秀な人材が企業間の取り合いになると考え、総合的な判断の末に仙台市に設立することを決めた。仙台であれば新幹線で上京できるためビジネス上のハンデもないだろう」としており、東北を中心とした優秀な人材の発掘・確保を進めていく姿勢を見せた。

CData Software Japan の概要

(山本明日美)