28日、参考消息網は米紙ロサンゼルス・タイムズが掲載した「中国人の日本に対する見方」に関する記事を紹介した。資料写真。

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2016年3月28日、参考消息網は米紙ロサンゼルス・タイムズが掲載した「中国人の日本に対する見方」に関する記事を紹介した。

記事は「2015年の訪日中国人は前年の倍の500万人に達したが、両国関係の亀裂がくっついたというわけではない」と説明し、日中の間に敵対感情が存在していることや中国メディアが旧日本軍の残虐な行為を繰り返し報じていることなどを指摘。その上で、「買い物に熱中する中国人はこのすべてを忘れることができる」とし、北京大学で投資額を教えるジェフリー・トーソン教授の「日中関係を支える柱は観光と敵対感情」との言葉を紹介した。

「日本の売り場で化粧品や炊飯器を手にした中国人は『これが上海ならいくらするだろう』と考え、日本で買うことを決める。円安がビザの緩和が続けばさらに多くの物を買って行くだろう」。こう話すトーソン教授は、「皮肉なようだが」と前置きした上で、「日本で売られている多くの商品が実際は中国製。しかし、彼らは気付いているが気にしない」とも語る。

米ピュー研究所が昨年実施した調査で日本に好感を持っている中国人はわずか12%、中国に好感を持っている日本人も9%にとどまるという結果が出たが、記事は「歴史問題との関係はあまりない」とし、それよりも両国の文化的な違いがこの結果につながったとの見方を展開。「秩序や静けさを重視する日本人は、傍若無人な行動を取る中国人観光客に戸惑いを感じることがある」「この一方で、中国人は見下すはずの日本を頻繁に称賛する」と指摘し、中国から日本を訪れた男女2人のコメントを掲載した。

ガールフレンドと一緒に日本を訪れたという遼寧省の男性は「4日間の滞在で日本人との交流は少なかったが、日本はすべてが清潔で秩序に満ちていた。中国とは全然違う」。また、上海の日系企業で働く30代の女性は「日本の商品は買わないという人もいるが、これはごく一部。日本はサービスも商品の品質も優れている。トイレはデパートだって高速道路のパーキングエリアだってきれいだった」と初めての訪日旅行の感想を語っている。(翻訳・編集/野谷)