W杯本大会に危機感を募らせるDF吉田麻也「もう2年しかない」《ロシアW杯アジア2次予選》

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▽日本代表は28日、29日に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)・アジア2次予選のシリア代表戦に向け、試合会場となる埼玉スタジアム2002で最終調整を実施した。

▽トレーニング最終日の全メニュー終了後、ミックスゾーンで記者からの囲み取材に応じたDF吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)は2次予選突破について問われると、「すでに最終予選を意識している」、「ワールドカップに向けてはもう2年しかない」などと述べ、危機感を募らせた。

◆DF吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)

──ハリルホジッチ監督が相手の得点力を警戒していたが

「いつも通りですね。やることは変わらないし、継続してやっていくことが大事。守備に関しては、目に見える役割が少ないけど、細かなタクティクスの部分でやっていなきゃいけないところ、やろうとしていることは沢山ある。相手がどうこうっていうよりも、それらをしっかり成し遂げるかどうか、監督の求めることをやっていけるかどうかだと思っている」

──最終予選の前哨戦とも言える一戦だが、今足りない部分、示す必要があることは何か

「(前回のアフガニスタン代表戦で)引いた相手に対して1点目を取るのに時間がかかっている。相手が後半に緩んできたときじゃなく、ガチガチに守ってくる状況のときに、もっと打開できるような形をもっと作れるようになれれば」

「最終予選はレベルも全然違ってくるし、グループの引きによってはかなり厳しくなる。そこをすでに意識しているし、W杯に向けてはもう2年しかないので、高いものを目指してやっていかなければならない」

──FW本田圭佑(ミラン/イタリア)はこの2年間をアジアの相手としか戦えないことへの危機感を募らせているが

「守備に関しても一番伸ばさなきゃいけないところは守備力。強い相手に対して、失点を抑えることを伸ばしていかなくちゃならないけど、こういう2次予選でなかなか積み上げてはいけない」

「あとは、各々がどれだけ突き詰めてやっていけるかどうか。代表の期間でっていうよりは、自分のチームに戻って、向上していかなければならないと思っている」

──ここまで無失点できているが、明日の試合も続けたいか

「もちろん。ゼロに抑えるのは、この2次予選で戦うにあたっての最低限のノルマだと思っている。最終予選でも続けていきたいが、あまり先を見過ぎに一歩一歩やっていきたい」

──監督が前日会見で相手を殴りにいくぐらいのメンタルで臨めと話していたが

「……(苦笑)。じゃぁ、殴りにいくぐらいの気持ちでやります(笑)」

──監督の攻撃的なメンタルは選手も刺激されるか

「監督がかなりアグレッシブさを求めている方だし、表現が違うにせよ、僕らもアグレッシブにいかなきゃいけないと感じているところ。ホームで2試合を戦える利点が僕らにあるだけに、勝つこと、ゼロで抑えることはもちろんのこと、内容でも差をみせつけなければならない」