日本との首位攻防戦に臨むシリア代表監督「興味深く、力強い試合になるだろう」《ロシアW杯アジア2次予選》

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▽28日に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)・アジア2次予選の日本代表戦に向けて、シリア代表のファジェル・イブラヒム監督が前日記者会見に出席した。

▽イブラヒム監督は、既に最終予選進出を決めている日本と、2次予選突破をほぼ手中に収めたシリアとの首位攻防戦は面白い戦いになるだろうとコメント。内戦が続くシリア国民のためにも勝利することを誓った。

◆ファジェル・イブラヒム監督(シリア代表)

──シリアでは国内が大変な状況たが、その中での奮闘。国を代表する人として住んでいる方々、難民の方々にメッセージを

「まずは日本に来ることができて嬉しい。シリアが厳しい状況だということは、皆さんがわかっていると思う。チームとしてシリアに伝えたいのは、国民に喜びとハッピーになってもらいたい。それがモチベーションになっている。シリアは国として病んでいる。しかし、決して死に絶えることはない。唯一のメッセージは人々をハッピーに、幸せにしたい」

──シリア代表は17名だが、そのような状況下でどう日本と戦うか

「フォーメーションなどについては話さない。もっと重要なことがあり、それはルール、秩序、規律だ。良いチームは規律が大切だ」

──明日の予想される試合展開からどうやって勝ちを取りに行くか

「日本はすでに通過を決めている。シリアも95%突破できると言っても過言ではない。興味深い、力強い試合になるだろう。重要なのはプレスの掛け合い。明日は、他の4チームが勝って我々が負ければ最終予選にいけない。しかし、基本的にそれはないだろう。明日は良い試合になるはずだ」

──日本で警戒する選手は

「日本の国外でプレーしている選手は、ビッグチームに所属している選手が多い。チームとしても日本が強い。しかし、その日本と対戦するために備えてきた。日本戦に向けてのモチベーションも高い」

──最終予選を見据えて、シリアサッカー界にとってW杯に出場する意味は

「出場できれば初となる。道のりは容易ではないが、実現できると確信している。それには、質の高い試合、質の高い選手が必要だ。今はそういう選手が揃っている。いつかはできると思っているが、一朝一夕では難しく、時間がかかる。今の選手の資質には全幅の信頼を置いている。選手もやる気に満ちている。必ずやり遂げられるだろう」