深夜の派出所に寝具持った少年…警察官びっくり/台湾・嘉義

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(嘉義 28日 中央社)「すみません。きょうここで寝かせてもらってもいいですか」。

夜も更けたある日の午前0時37分、嘉義市内の派出所に現れた10歳くらいの少年は当直の警察官にこう話しかけた。カバンを背負い、手には布団。「一晩だけでいいんです。朝になって学校が開いたら出て行きます」。どうやら家出らしい。

それなりの事情があるのだろうと思った警察官はお茶とお菓子でもてなし、話を聞くことにした。しばらくして少年はやっと重い口を開けた。「学校の成績が悪くて家族に怒られたんです」。

事情を理解して少年の自宅を訪れると、深夜に突然息子がいなくなったと家中が大騒ぎ。警察官が仲裁し、少年は父親に連れられて帰宅したという。

警察では、学校の成績が悪くてもカッとせず、保護者と子供で根気よく話し合うことが必要だと呼びかけている。

(江俊亮/編集:齊藤啓介)