花粉症が腰痛を引き起こすかもしれないとは

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【あさチャン!】(TBS系)2016年3月22日放送
「急増 この時期要注意 『春腰痛』予防法は?」

日本人の国民病といえる腰痛。気温が上がるこれからの季節は、少しは痛みが和らぐかと思いきや、司会の夏目三久アナがこう口にした。

夏目アナ「実は春先の今が一番気をつけなければならない季節だと言います」

入社や異動による環境の変化が引きがねに

スタジオでも、腰痛を抱える人がチラホラ。中央大法科大学院の野村修也教授もそのひとりだ。

野村教授「デスクワークが続くと腰にくるんですよね」

いわゆる「春腰痛」には、主な原因が4つあるという。

1番目は、この時期特有の寒暖差だ。1日の中でも、日中は暖かいのに夜になるとぐっと気温が下がる。そうなると体の血流が悪化し、腰痛を招く恐れがある。

寒い冬に運動不足だと春先に腰痛を引き起こす恐れが生じる、というのが2番目。それまで動いていなかったので筋力が低下しており、暖かくなっていきなり運動を始めると体が耐え切れないためだという。

3番目に挙げられたのが、環境の変化。卒業や入学、入社、転勤、異動で自分の周囲が大きく変わり、毎日の生活で緊張状態が続くとストレスが大きくなる。これが自律神経の乱れにつながり、腰痛の原因になり得る。

最後の4番目が、花粉症だ。くしゃみや鼻をかんだ途端に腰に痛みが走る、という可能性があるという。

かかとの上げ下ろしで「ふくらはぎ体操」

番組では、医学博士の福田千晶氏による春腰痛の予防法を紹介した。

まずは体を暖める。入浴の際はシャワーで済まさずに湯船につかるのがお勧めだ。血流悪化を防ぎ、自律神経のバランスを整える。

寒暖の大きな変化に備えて1枚「羽織るもの」を用意するのもよい。また体には、熱が逃げやすい場所がある。首元、腰回り、ひざの裏、太ももといった箇所だ。対策として、例えば首元を冷やさないためにストールを持ち歩くのも効果的だろう。

もうひとつ、ふくらはぎを使う運動を心掛けたい。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血流を円滑にするポンプの役割があるという。逆にふくらはぎの働きが不調だと、血流に支障が出る。

「ふくらはぎ体操」は簡単だ。ゆっくりとかかとの上げ下ろしを「辛くならない程度」に繰り返すだけでよい。それだけでも、ふくらはぎを使っている実感があるそうだ。