Doctors Me(ドクターズミー)- 「実は親になる自信がない」自分の中の不安に気づいた妊活WOMANさんへ【妊活心理カウンセラーのコラム2】Vol.6

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こんにちは。心理カウンセラーの今井さいこです。

対面でのお茶会やカウンセリングをしていると、子どもが欲しくて妊活をしているはずなのに、心の奥底では「親になる自信がない」という不安を抱えている妊活WOMANさんがいます。ほとんどの場合が、過去の何らかの経験が不安につながっています。

今回は、そんな不安を抱えている妊活WOMANさんに向けたコラムです。

親になった自分を想像したことがありますか?

カウンセリングをしていると、妊活を一生懸命しながらも「自分が親になる想像」をしたことがない妊活WOMANさんがいます。

「今、想像をしてみましょう。○○さんはどんなふうにお子さんに笑いかけ、どんなふうに笑いかけられていますか?」
とお聞きすると、様々な答えが出てきますが、中には「全く想像ができない」という方もいます。

そういう方は、「妊娠すること」に目が向きすぎていて、妊娠した先が考えられていないケースがほとんどです。
ただ、お話をよくよく伺っていくと、その根底には想像できない、もしくは想像したくない理由が存在しています。

これを読んでいる妊活WOMANさんの中には、そのことにも気づいていない方がいるかもしれません。
自分も気づいていない気持ちに気づくためにも、妊活をしている今、「親になった自分」をぜひ想像してみてください。

「全く想像ができない」…だから妊娠できないの!?


親になった自分。
子どもがいる生活。

全く想像ができないと、「だから妊娠できないの?」と不安になる妊活WOMANさんもいるかもしれません。

ですが『今想像ができない』というだけで、この先も想像ができないわけではないでしょう。
想像できない理由もさまざまです。想像ができないという点を不安に感じる必要はありません。

ですが、想像できない理由がマイナスのものであるなら、これからの人生をより良いものにするためにも理由を解決しておきたいですよね。

次章からは、「親になった自分を全く想像ができない」妊活WOMANの理由で多いものを3つ、ピックアップしました。
当てはまるものがある方はぜひ読んで参考にしてください。

「親になった自分を全く想像ができない」理由トップ3とそのケア方法

≪理由1:周りに妊娠・出産した人がおらず、生活が変化することが怖い≫
こういう方の場合は会社の同僚でも、友達の友達でも良いので、子どもに接する機会や妊娠・出産の体験を聞く機会を作ると良いと思います。
その時に「私にもこういうことがこれから起きるんだ」という気持ちで聞いていると、自分の生活がどう変化をするのか想像しやすくなるでしょう。
また、電車の中やデパートなど、外出した先で小さな子どもを連れている人を見かけたらどういう行動や言葉がけをしているのか、観察してみても良いと思います。

≪理由2:自分の親と不仲≫
ご両親、もしくは母親・父親のいずれかとの関係が幼い頃からよくなかった方は、もしかしたらそのことが原因で自分が親になることを心のどこかで拒否しているのかもしれません。
その気持ちが、親になることを想像できなくしている可能性もあります。
親の影響を多分に受けて成長している私たちですが、親と子どもは別の人格を持った人間です。
そのことを理解し、自分なりのなりたい親像を思い描いていくことで、その気持ちと決別することができます。
過去、現在、未来、とそれぞれステップを追って1つずつ心の整理をすることが大切です。

≪理由3:過去の経験が無意識に「親になってはいけない」と思わせている≫
過去に「性」や「生」に関するマイナスの経験をした方の中には、その経験が「自分は親になってはいけない」と思わせていることがあります。例えば、レイプ被害や堕胎経験などがそれに当たります。
こうした場合、そのマイナス経験が「過去の出来事」となっておらず、今現在もその方を苦しめている可能性が高いです。
辛いことですが、まずはその経験を「自分に起きた出来事」として受け入れ、その過去と決別して、新たに一歩踏み出していくことが必要になります。
カウンセリングをする場合は、つらい出来事の追体験をすることにもなるので、苦しい思いをすることもあります。しかし、ここを乗り越えていくと「自分で人生を切り開いていく自信」がつくので、未来に対して良いイメージを持つことができるようになるのです。

「自分を知る」ことが妊活を前向きなものにしていく第一歩

今回はテーマがテーマだけに、少し重たい内容になりました。
しかし、私が伝えたい事はこれまで同様、「まずは自分を知ること」がメンタルケアの第一歩になる、ということです。

妊活をしながら、楽しい未来を想像できるようになると「今」を頑張る原動力になりますよね。
その時に合ったメンタルケアをしながら、妊活中の日々を充実したものにしていきましょう。

〜心理カウンセラー:今井 さいこ〜