左:バイロン・ハワード監督 右:リッチ・ムーア監督 ©2015 Disney Enterprises, Inc.

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『塔の上のラプンツェル』、『シュガーラッシュ』、そして『ズートピア』へ

2016年4月23日公開のディズニーアニメーション映画最新作『ズートピア』。

【本編動画】キャラがディズニー史上最高に可愛い『ズートピア』! 公開が待ち遠しいゾ♪

「どんな夢も叶う場所」である動物たちの楽園ズートピアを舞台に、ウサギの新米警官ジュディと、キツネの詐欺師ニックが、ズートピアに秘められた謎に迫る映画です。

監督は、ディズニー好きなら、一度は見ているであろうディズニー映画の監督ふたりです。

ひとりはディズニー映画『ボルト』や『塔の上のラプンツェル』の監督である、バイロン・ハワード監督。

もうひとりは、ディズニー映画『シュガーラッシュ』の監督である、リッチ・ムーア監督です。

そんなお二人の共同監督作品がこの『ズートピア』です。

もうこの時点で最高の映画だということがわかりますね。

バイロン・ハワード監督は、

「私たちはこの作品を作ったおかげで世界中のいろんなところを訪れて、いろんな方に会えてとても幸せです。

製作中はスタジオに篭りっきりだから、外に出ていろんな人と話せることが嬉しいんだ」

と、笑顔でおっしゃっていました。

今回、インタビューで、ディズニーファンからの評価が高い『塔の上のラプンツェル』『シュガーラッシュ』と、最新作『ズートピア』に通じる部分について、お伺いしてきました!

『ズートピア』はディズニーだからこそ実現できた奇跡の映画

ーーズートピアは、バイロン・ハワード監督作品の『塔の上のラプンツェル』のように、ディズニー映画の古典的な素晴らしい部分もありつつ、リッチ・ムーア監督作品の『シュガーラッシュ』のように、現実社会に突き刺さるような部分もあると思います。

共同監督だからこそ出来た作品なのでしょうか?

バイロン・ハワード監督「私たちは映画が大好きで、話にも出たリッチ・ムーア監督の『シュガーラッシュ』は本当に感動的な映画です。

感動的な作品というのは人々に共感してもらえるものだと思うので、今回の『ズートピア』を見て、共感して頂けると嬉しく思います」

リッチ・ムーア監督「バイロンの最強の武器は、彼の持つ手描きアニメーションの技術なんだ。

元々彼は監督になる前はディズニー作品のアニメーターとして活躍してきた。

彼が受け継いできた、ディズニー作品の伝統的な手描きアニメーションの確かな技術は、非常に素晴らしいものだよ」

「バイロンは元々ロビンフッドが大好きで、そもそもこの作品のアイディアもロビンフッドの映画から得ているんだ。

『塔の上のラプンツェル』も、この『ズートピア』も、代々受け継がれてきた、手描きアニメーションの味みたいなものや、ディズニーのキャラクターデザインをきっちり受け継ぎながら、現代的に描いているところが素晴らしいと思うよ」

バイロン・ハワード監督が受け継いできた、古き良き手描きアニメーションのエッセンスと、リッチ・ムーア監督の鋭い視点と完成度の高いストーリーが融合したのが、『ズートピア』。

ディズニーだからこそ出来た、奇跡のような作品なんですね。

ニックとジュディの強い絆、そして監督たちがかわいすぎる件

ーー作品中で、ニックは嫌々ながらジュディに引き連れられて冒険をはじめます。

途中、ニックが、ジュディの嫌がる場所に連れて行くシーンが、『塔の上のラプンツェル』の酒場のシーンと構成が似ているなと思ったのですが、なにか意識しているところはあるのでしょうか

と、通訳さんに訳してもらっている最中、監督お二人がテーブルの下からニックとジュディのぬいぐるみを取り出し、

リッチ・ムーア監督 「ニック! ヘルプミー! (裏声)」

バイロン・ハワード監督「ノー! ノー! 」

遊び始めました。

リッチ・ムーア監督は優しそうな渋い見た目のオジ様ですし、バイロン・ハワード監督も背の高いハンサムな男性ですし、お二人ともアニメ映画史に残るような素晴らしい映画監督です。

なのに、突然ぬいぐるみを使って遊び始めるとか、もうほんとかわいいが過ぎてつらい。

インタビューの続きです。

リッチ・ムーア監督「僕たちはバディムービーが大好きなんだ。

物語の中でも核となる部分は、主人公であるふたりのキャラクターの関係だと思うから。

いい映画の大抵はそうだと思うけど、はじめは対極にふたりを置く。

物語が発展していくうちに徐々にふたりの距離が縮んで行ってどんどん親密になっていって、最後にはもう誰にも引き裂けないほどの仲になる。

それを自分たちの中でも練って作り上げていって、上手く表現できたことに満足しているよ」

映画ズートピアの中でも、私の一番好きなシーンが、それまで不確かだったニックとジュディの絆が確かになったシーンです。

夢を実現させた正義感に溢れる警察官のジュディと、夢を信じない詐欺師のニック。

この正反対のふたりがどんな冒険を経て、誰にも引き裂けない絆を手に入れるのか、要チェックです!

ちなみにこの後、監督お二人が東京ディズニーシーに行った話をしてくださったのですが、リッチ・ムーア監督が、東京ディズニーシーを見て驚いてこんな顔になっちゃったよ! と言って再現してくれた顔が正に

( ゚Д゚)

といった表情で、本当にお茶目な方でした。

主人公のニックとジュディや、他のキャラクターたちも、監督たちに似てとっても魅力的な映画『ズートピア』。

ぜひ劇場で、お気に入りのキャラクターを見つけてください!