25日、中国企業による米国企業買収額が今年、年明けからすでに1050億ドル(約11兆8681億円)に達し、昨年1年間の総額を突破して過去最高となった。

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2016年3月25日、米情報サイトのビジネス・インサイダーによると、中国企業による米国企業買収額が今年、年明けからすでに1050億ドル(約11兆8681億円)に達し、昨年1年間の総額を突破して過去最高となった。環球時報(電子版)が伝えた。

買収件数は170件以上。2月に合意した重慶財信企業集団の率いる中国投資家グループによる米シカゴ証券取引所(CHX)買収のほか、中国国有の化学大手、中国化工集団のスイスの農薬・種子大手シンジェンタ買収、中国家電大手、海爾集団(ハイアール)による米ゼネラル・エレクトリック(GE)の家電事業を買収など。

米国会議員は「中国企業が買収を通じ、微妙な技術や情報を手に入れようとしている」と指摘。中でもシンジェンダ買収について「食料や農業は米国の重要な基礎インフラ的存在。国の安全が脅かされる恐れがある」としている。(翻訳・編集/大宮)