3月11日で丸5年を迎えた東日本大震災。このタイミングに合わせて、日本では当時台湾から贈られた支援に改めて感謝を示す市民の姿も見られた。一方、今年2月に発生した台南大地震に対する支援に感激し、日本へ「お礼の旅」をする台湾のネットユーザーも少なからずいるようだ。(イメージ写真提供:123RF) 

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 3月11日で丸5年を迎えた東日本大震災。このタイミングに合わせて、日本では当時台湾から贈られた支援に改めて感謝を示す市民の姿も見られた。一方、今年2月に発生した台南大地震に対する支援に感激し、日本へ「お礼の旅」をする台湾のネットユーザーも少なからずいるようだ。

 台湾メディア・東森新聞雲の旅行コンテンツ・旅遊雲は27日、台湾のあるネットユーザーがこのほど、日本への感謝を伝える自作の日本語メッセージボードを持参して日本を訪問、関西の観光スポットでボードを掲げて写真を撮るという旅を実行したことを伝えた。

 記事は、東日本大震災時の支援に対して、台湾はこの5年間「日本に感謝され」続け、台湾人観光客の多くが日本を訪れた際に日本人の「善意」を感じるとする一方、2月に発生した台南大地震への日本からの支援に対して感謝をする人は多くないと説明している。

 なお、このネットユーザーが日本への「お礼の旅」を実行した動機として、別のユーザーが同じく自作の日本語ボードを掲げて九州を巡る旅を行ったのを、台湾の著名ネット掲示板・PTTで見たことが挙げられている。PTTの日本旅行スレッドには確かに九州への「お礼の旅」を行ったとする画像付きの書き込みがある。「よいことはどんどん続けていくべきだ」と感じたことが、ユーザーを関西への「お礼の旅」に赴かせたようだ。

 メッセージボードには「台南震災時、日本の皆様からの温かい御支援を頂きましたこと、心より御礼申し上げます。日本の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。被災者を慰撫しましたこの御恩は一生忘れません」と書かれている。日本語ができない本人が、友人などを頼って作った多少ぎこちない日本語のメッセージから、その誠実さがひしひしと伝わってくる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)