簡単には行くことのできない遠い異国の文化や風習について、「そういうものだ」と思いこんでいたら実際は全く違ったという「迷信」を抱いている、ということはよくある。海を挟んだ隣国・中国でも、日本に対して「誤った情報」を持っている人が多くいるに違いない。(イメージ写真提供:123RF)

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 簡単には行くことのできない遠い異国の文化や風習について、「そういうものだ」と思いこんでいたら実際は全く違ったという「迷信」を抱いている、ということはよくある。海を挟んだ隣国・中国でも、日本に対して「誤った情報」を持っている人が多くいるに違いない。

 中国メディア・中国大学網は25日、「謎の国 日本での生活の真相」と題し、日ごろ中国社会で出回っている日本に対するイメージについて、事実なのか「迷信」なのかを判定する記事を掲載した。

 まず、「日本は科学の先端を行く国である」という情報を取り上げ、これを「迷信」とジャッジ。「日本に未来都市のイメージを抱く人は多いが、今の日本は技術の最先端にやや追いつけていない印象。東京の現代化エリアは、90年代のような感じがする」と評した。一方で「日本人はメンテナンスが上手だから、新旧交代の必要があまりないのだ」とも解説している。

 また、「日本人は毎日寿司を食べる」については「迷信」、「日本には至る場所に自動販売機がある」については「事実」、「日本人の家は畳でいっぱい」については「迷信」と判定。「日本人は1日に何百回もお辞儀をする」については「事実」とし、特に仕事では頻繁にお辞儀の必要に迫られることを説明した。

 さらに、「日本人は礼儀正しく、友好的だ」という情報については「迷信でもあり、事実でもある」と評価。「お店の人は非常に礼儀正しく友好的かもしれない。しかし、日本人は家族を中心としており、その多くは新たな友だちを作ろうとしない。とくに外国人と仲よくするケースは少ないので、日本に住む場合には近所や同僚との交流は期待しない方がいい」としている。

 「事実」か「迷信」かのジャッジは実は難しい。寿司や畳の話はまあその通りであるが、科学の先端を行く国かどうかは、日本のどの部分を見て判断するかで大きく変わってきそうだ。「礼儀正しく友好的」かどうかの判断も、その人が接した日本人によって左右されることになるだろう。結局のところ、自ら赴いて現地の空気に触れ、自分なりの最終ジャッジを下すほかはないのである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)