鉄道の旅においては、車窓から見える景色も楽しみの1つであり、四季のある日本では同じ場所でも季節によって違った顔を見せる。春の季節ともなれば、梅や桜の花が咲き誇る姿を楽しむことができる鉄道路線は多いだろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 鉄道の旅においては、車窓から見える景色も楽しみの1つであり、四季のある日本では同じ場所でも季節によって違った顔を見せる。春の季節ともなれば、梅や桜の花が咲き誇る姿を楽しむことができる鉄道路線は多いだろう。

 中国メディアの中国新聞社はこのほど、北陸新幹線の開業1周年にあたって、日本の写真家や愛好家たちが撮影したという北陸新幹線の沿線風景の写真を紹介し、「美しすぎる」と感嘆を示す記事を掲載した。

 記事はまず、新幹線について「弾丸列車」として知られ、東海道新幹線は世界で初めて開業した高速鉄道であると紹介。さらに、新幹線の信頼性について紹介し、「日本の高速鉄道の制御技術は非常に安定している」と伝え、極めて短時間の運行間隔を実現していると高く評価したうえで、「世界屈指の大量輸送が可能な高速鉄道システムである」と論じた。

 続けて、北陸新幹線の沿線の美しい光景をおさめた写真を複数紹介。川辺に桜が咲き誇る様子や、一面が薄紫色に染まるラベンダー畑、さらには紅葉によって鮮やかな色合いに変わった山の光景などを写真で伝え、日本の新幹線沿線の光景は非常に美しいと称えた。

 中国高速鉄道と新幹線は世界中で受注を競う競合関係にあるが、記事は新幹線を高く評価したうえで、その沿線の美しい風景も称えている。一方、春を迎えて中国では日本への旅行代金が上昇しており、中国人旅行客が桜の花見のために日本を訪れようとしていることに釘を刺すような報道もある。中国メディアの高鉄網は、中国にも桜の名所はあると伝え、高速鉄道を利用すればどこでも行けるなどと伝えており、中国としては「鉄道からの車窓」においても、日本には負けたくないと思っている様子が見て取れる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)