日本は世界有数の長寿国だ。厚生労働省の統計によれば、2015年9月15日時点で全国の100歳以上の高齢者の数は6万1568人に達した。さらに14年の日本人の平均寿命は女性が86.83歳、男性が80.50歳となり、女性は世界一、男性は世界3位だった。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本は世界有数の長寿国だ。厚生労働省の統計によれば、2015年9月15日時点で全国の100歳以上の高齢者の数は6万1568人に達した。さらに14年の日本人の平均寿命は女性が86.83歳、男性が80.50歳となり、女性は世界一、男性は世界3位だった。

 中国人はもともと健康に対する関心が強い国民性と言えるが、経済成長を背景に健康への関心はさらに高まっており、日本の長寿の秘訣についても注目が集まっている。中国メディアの今日頭条は日本人の長寿の秘訣について「実は簡単なものだった」と驚きを示す記事を掲載した。

 記事は、中国人にとっても長寿はもはや夢の存在ではないと指摘したうえで、日本の研究結果の数々を引用し、長寿の秘訣とは「頭と身体を使い、衰えを避けること」、「体に良いものを食べ、たくさん話をすること」、「人付き合いを楽しみ、心の健康を保つこと」にあると紹介。

 中国では健康や生活習慣病に対する知識が普及していないのか、こうした誰でもできることで健康を維持し、長寿が実現できる可能性があることに「簡単じゃないか!」と驚きを示している。

 もちろん、記事で紹介している内容はあくまでも概要であり、実行すれば長寿が必ず実現できるわけではない。だが、いずれも健康を維持するには重要な要素ばかりだ。しかし、中国人にとっては実行が難しいものもあるようで、特に「体に良いものを食べる」という点に多くのネットユーザーが反応。記事には「日本だったら健康に良い食べ物だって手に入るだろう。だが中国の食べ物はゴミだ。どうやって健康になるというのだ?」という意見が多く寄せられていた。近年、中国では「下水油」をはじめとする食の安全を脅かす事件が相次いで発生しており、ネットユーザーの意見も納得できる。

 また、「日本の社会は秩序があって清潔で、中国のように怒声も聞こえてこない。日本だから落ち着いて暮らすことができるのだ」、「日本人だって中国で暮らせば長寿は不可能さ」という意見も多く、中国では記事が挙げたような「長寿の秘訣」も実行は容易ではないとの見方が多かった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)