アートの街へと魅力発信。のげやまくん&トビヲちゃんが見てきた黄金町ストーリー

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かつて、特殊飲食店が並んだ黄金町。ここ数年は、アートの街へと変わりつつある。そんな街への思いを、黄金町界隈でアート活動を行う美術家の竹本真紀さんに語ってもらった。聞き手は、野毛山動物園の近くに住んでいる仲間、のげやまくん&あーあくん。
竹本さん(以下竹):実は黄金町には、素敵な人もお店もいっぱいです。近所の人が帰りにお店に寄って相談ごとをしたり、間違っていたら叱ってくれたりする。売春街であった多くの問題を抱えてきた街だからこそ、みんなで解決する姿勢があるんですよ。
のげやまくん(以下の):のげのげ。
あーあくん(以下あ):そういう思いを伝えたくて、オリジナルキャラクターのトビヲちゃんを街中に設置したんですよね。
竹:うん。街中に点在するトビヲちゃんを探しながらめぐってもらって、街の魅力に気づいてほしくて。
の:のげ?
竹:「なにもないように見えても、街に出ると何か発見がある」って学生時代の先生から教えてもらいました。私自身もこの街のお店を引き継いで運営し、トビヲちゃんを出現させたことで、町の人に触れてアーティストや外からの人への寛容さや度量の大きさに気が付いたんです。


あ:のげやまくんは野毛を中心とした横浜の掲示板で、10日に1度、街の情報の張り紙に登場しているんです。「あ、見つけたよ!」って言ってもらえたりして。
の:のげのげ!
あ:トビヲちゃんは黄金町で本当によく見ます。
竹:こういう活動をすることで、区をまたいだプロジェクトなんかも発足して、いろんな人と人がつながっていくのも嬉しい。
の:のげ!
あ:のげやまくんの張り紙や、今度出版される竹本さんの活動をまとめた本に触れて、ふとしたときにこのあたりの街を思い出してもらえると嬉しいです。