賀陳旦氏

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(台北 27日 中央社)台北メトロ(MRT)は、28日で開業20周年を迎える。賀陳旦董事長(会長)は中央社のインタビューに応じ、鉄道システムの海外輸出を検討しており、東南アジアを含めたアジア地区を目標に年末にも売り込みたいとする考えを示した。

過去には車両火災や台風による施設の大規模浸水に見舞われたこともあったが、高密度で便利、比較的安価で快適な鉄道システムは多くの市民に受け入れられた。現在の営業距離は131.1キロで、1日の平均旅客数は約200万人。ロンドンやニューヨークなど世界中の地下鉄事業者が加入する国際地下鉄連合(CoMET)でも、安定した運営が認められ、高い評価を受けている。

賀陳会長は、「安定期に達した」と語る。「成功の経験を国外に持ち出すべきだ」。業務の拡大はもちろんのこと、従業員らの新たな可能性を引き出すため、成果や成長が見えるようになるのはさらなる意欲を起こさせることにつながるという。

今後は海外の鉄道事業者や都市との交流を深める方針。「人と人の交流や成長を通じて、多方面で都市と台北メトロの前進になる」。今年下半期には国際シンポジウムを開き、台北メトロと台北市をアピールするほか、海外の事業者などと関係を深めると意気込んだ。

(黄麗芸/編集:齊藤啓介)