FW本田圭佑、限られた環境でW杯を目指す状況に「日本人は自問自答できる人種」《ロシアW杯アジア2次予選》

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▽日本代表は26日、埼玉スタジアム2002のサブグラウンドにて、29日(火)に埼玉スタジアム2002で行われるロシア・ワールドカップ(W杯)・アジア2次予選のシリア代表戦に向けたトレーニング2日目を実施した。

▽トレーニング2日目の全メニュー終了後、ミックスゾーンで記者からの囲み取材に応じたFW本田圭佑(ミラン/イタリア)が、日本代表にW杯までに意識すべきことなどを語った。

◆FW本田圭佑(ミラン/イタリア)

──今年の日本代表にとっては競争のスパイラルが重要になると思うが

「競争が必要だということは分かっていることで、必要ですが、競争ということが測れる状況ではないです。日本がW杯予選を戦う上での相手のレベルだったり、アジアのチーム全体が世界的に不利な状況でW杯への準備をしていきます」

「この2年間はアジアのレベルでしか戦えない前提でW杯まで行きますし、アジアカップに優勝しているチームは唯一、(W杯)前年にコンフェデレーションズカップで試すことができます。コンフェデが若干の準備になりますが、たったの3試合だけ。そこは競争の場になると思いますが、アフガニスタン戦が競争の場になったとは思えないので、測れないです」

──アフガニスタン戦の5点は当たり前で、若い選手が活躍してもということか

「当たり前とは思っていませんし、大差で勝ったことは評価されるべきだと思います。ちゃんと厳しいところに日本を置かないといけないと思っているので、岡崎の1点目がなかったら、あの展開にはなっていないと思いますし、前半30分間ぐらいまでの戦いというのは、アウェイで戦ったシリア戦やイラン戦から課題は解消されていないなという感想です」

──アジアの相手としか戦えない中で、W杯本大会までに何を意識しなくてはいけないか

「結局は、やれることが限られていて、やれる相手も限られています。外国人にはあまりできませんが、日本人はそういった時でも自分たちに対して厳しく見ることができて、自問自答できる人種だと思っています。色々な人種を見てきましたが、外国人にはこれができる能力はありません。そういった教育を受けていないと思いますし」

「これは我々の特徴なので、限られた相手でも満足することなく、一喜一憂することなく、突き詰めていくことしかできないかなと。1つ1つのプレーにこだわりを持って、自己分析していくべきかなと」

──チームと代表で役割を変えるというのが大きなテーマだと思うが

「大きく違うのは距離感です。それを意識して見てもらえれば、なぜこんなに連動しているのかというのが、ミランと日本代表の違いが垣間見れるかなと思います」