24日、韓国の全国教職員労働組合がセウォル号の惨事から2年を迎えるのに当たり作成した小学校教材に、朴槿恵大統領を怪物に例えたとも取れる記述があることが判明、政治的中立性を欠くと騒ぎになっている。資料写真。

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2016年3月24日、韓国の全国教職員労働組合(全教組)が旅客船セウォル号の惨事から2年を迎えるのに当たり作成した小学校教材に、朴槿恵(パク・クネ)大統領を怪物に例えたとも取れる記述があることが判明、政治的中立性を欠くと騒ぎになっている。韓国・朝鮮日報などが伝えた。

全教組が小学校の授業用として発行した「記憶と真実に向けた416教科書」の68〜69ページでは、「セウォル号惨事は誰が責任を取るべきか」との見出しの項目で、韓国で出版された書籍「セウォル号物語」に登場する怪物の記述を次のようにそのまま引用している。「女王は口を開き話しました。すると口から真っ黒なうじ虫が湧き出し四方に散らばりました。美しかった女王の顔からゆっくりと仮面が剥がれ、醜い怪物の姿がそのままに現れました」。そして続く70ページには、朴大統領がセウォル号に関する国民向けの談話で涙を流した写真が掲載され、これを読んだ児童が怪物と大統領を重ね合わせてもおかしくない構成がなされているのだ。

また同教材は、当時の救助過程に関する政府発表に反発した団体が提起した未検証の主張もそのまま掲載しているとして、批判の声が上がっている。

韓国教育部は問題の教材について関係省庁に確認を依頼、教材が「健全な国家観の形成を妨げかねない」として各学校に現場での活用禁止を通知したことを25日明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「高校時代に韓国は軍隊をなくすべきだと言ってた国語の先生を思い出した」
「いくら幼い子でも知るべきことは知らなきゃ。うそを教えるのは良くないが、真実は無視できない」
「無能なゾンビを育ててあおるには適切な教材」

「全教組は検定教科書もこんなふうに作ったんだろう。どうにかして韓国を否定して、金正恩(キム・ジョンウン)を支持しようとする勢力だ」
「これこそ病気以外の何物でもない。セウォル号の教科書だなんて、もううんざりだよ!」
「追悼も全教組が関わると汚れる気がする」

「教育部はとても非教育的だ」
「国が地の底まで落ちたことを実感する」
「また悲しいことが起こらないようにという意味では使うべきだと思うけど、未検証の内容を載せて子どもを洗脳しようとする全教組の意図は何なのだろう?」(翻訳・編集/吉金)