25日、韓国メディアが来月予定される韓国の国会議員総選挙の立候補者について分析したところ、およそ半数の人物に税金滞納などの重大な問題点が見つかった。写真は韓国の国会議事堂。

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2016年3月25日、韓国・毎日経済が来月予定される韓国の国会議員総選挙への立候補登録を済ませた候補者について分析したところ、およそ半数の人物に税金滞納などの重大な問題点が見つかった。

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同紙が分析したのは締め切り前日の24日午後10時までに立候補登録が確認された647人の候補者。分析の結果、「過去5年の間に税金滞納がある」「罰金100万ウォン(約10万円)以上の前科が一度でもある」「兵役を終えていない」のいずれかに当てはまる候補者が332人(51.3%)に上った。

うち、税金滞納者は73人でほぼ10人に1人。最も多額の候補では滞納が3億9720万ウォン(約3900万円)に上った。一方、前科者の候補者はなんと253人。最終日の立候補登録結果を加味していないにもかかわらず、前回の総選挙候補者の記録(186人)を上回った。このうち前科4犯以上の候補は15人、前科10犯に上る候補も1人いた。野党候補には、過去に学生運動や政治運動に関わったため前科者となった人も多いが、詐欺、公文書偽造、賄賂、脅迫といった行為も多数あった。

また、韓国国民が敏感に反応する「兵役義務を果たしていない者」の割合は、一般人の割合(10%)より高い17%に上り、男性候補者583人に対して102人だった。

韓国の現19代国会では政治資金問題などですでに23人が議員職を追われ、「国会の道徳性は地に落ちた」と言われている。次こそクリーンな国会・議員が望まれていただけに、韓国のネットユーザーからはこの調査結果に落胆の声が寄せられている。

「税金もちゃんと納めて兵役にも行った間抜けな僕は、国会議員には決してなれない」
「実に情けない!」
「もう言うのも嫌だ。こんな人たちが国を率いて行くなんて騒いでるところで、何も言えやしない」

「国会議員を見てるとため息しか出ないよ。みんな、少なくとも兵役に行った人を選ぼう。今まさに国防の任を負っている若者たちの気持ちが分かるだろうから」
「国会議員は資質がある人がなるものではなく、ただなりたい人がなるものなんだね」
「そういう人に投票する有権者に問題がある」
「こんな人たちの下で暮らしたくない」

「国が腐ってるのをいいことに、変なやつらが立候補して騒いでる。この狂った国は本当に問題だらけ!」
「前科がまるで勲章みたい。真面目に生きるとつらいだけの国だ」
「韓国の国会議員になろうとしたら、このくらいは当然」(翻訳・編集/吉金)