23日、共働きの夫婦や児童虐待事件が増えている韓国で、良い父親になるための「パパスクール」が人気を集めている。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年3月23日、韓国・朝鮮日報によると、共働きの夫婦や児童虐待事件が増えている韓国で、良い父親になるための「パパスクール」が人気を集めている。

5月に父親になる会社員のチョンさん(28)は、地域の社会団体が運営する「パパスクール」に通っている。1週間に1度、「理想の父親の役割」についての講義を聞き、先輩パパと食事や討論をする。受講料は食費を含めて月12万ウォン(約1万2000円)。チョンさんは「夫も育児をしなければならない時代だが、『良い父親』がどういうものなのか分からず、専門家の話を聞きたかった」と話す。

共働きの夫婦が増え、家庭での男性の役割が増えるにつれ、韓国の20〜30代の男性の間では「良い父親講義」が人気を集めている。毎年10回程度の父親教育プログラムを開催している京畿道水原市の健康家庭支援センターの関係者は、「プログラムの定員は10人だが、事前相談を待つ人だけでも100人を超えている。相談を希望する人の多くが20〜30代の若い父親だ」と明らかにした。プログラムに参加する父親らは「今年に入って相次いでいる児童虐待事件も父親の役割をもう一度考えるきっかけになった」と話している。4〜5年前までは妻に無理やり連れて来られるケースがほとんどだったが、最近は夫が自発的に申し込むケースが増えている。

さらに、オンライン上で育児情報を共有する父親も増えている。ソウル市内に住むイさん(35)は、「子供と1日に3回、約30分のスキンシップをする」「子供が病気になった時、1人で応急処置ができる」など15項目のテストを周りの父親に配る活動を行っている。

これについて、韓国のネットユーザーからは、「良い父親が増えれば、共働きの夫婦が定時に退社し、育児や家事を一緒にする日がいつかやって来るのでは?飲み会や残業文化を先導しているのは男性だから」「幼い時に父親と多くの時間を共にした子供は社会性が身に付き、心豊かに育つ」「父親の愛は子供に自信を与える。大変だけど頑張ってほしい」「とっても良いこと!幸せになる子供が増えるだろう」など、肯定的な意見が多く寄せられた。

一方で、「まずは結婚。給料が安過ぎて、今のままでは結婚なんて考えられない」「お金を払って学ぶことなの?」「若いママが一番必要としているのは『良い継母塾』!」との意見も見られた。(翻訳・編集/堂本)