24日、中国新聞網によると、広東省東莞市で両親が弟を生んだことに不満を抱いた少女が思わぬ騒動を引き起こした。写真は赤ちゃん。

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2016年3月24日、中国新聞網によると、広東省東莞市で両親が弟を生んだことに不満を抱いた少女が思わぬ騒動を引き起こした。

19日、河北省廊坊市で12歳の少女が保護された。少女の名前は王(ワン)さんといい、初めは多くを語らなかったが、廊坊市救助管理センターの担当者の説得で、徐々に口を開くようになっていった。

王さんは、両親と共に広東省東莞市で暮らしていたが、昨年7月に弟が生まれると、両親は仕事や弟の世話に忙しく、王さんを構う時間が少なくなっていった。冷たくされたと感じた王さんは、徐々に授業をさぼるようになり、学校から退学を宣告された。王さんは2015年末に家出をして、偶然知り合った“お姉さん”と一緒に、河北省廊坊市まで3カ月間も放浪の旅を続けていたという。東莞市から廊坊市までは、距離にしておよそ2150キロだ。

警察から連絡を受けた両親は、「今後は子どもの話をよく聞いて、2人の子どもの関係や気持ちの変化にも注意するようにしたい」と話した。王さんは帰宅後、廊坊市救助管理センターに電話をかけ、「おじさん、おばさん、ありがとうございました。これからしっかり勉強して、もうわがままなことはしません」と話しているそうだ。

中国では長年、一人っ子政策が続いてきた影響もあり、両親や祖父母の愛情をひとり占めしてわがままに育った“小皇帝”と呼ばれる子が多い。彼らの中には、弟や妹に両親の愛情が奪われることを恐れて、2人目の出産に過激な行動で反対する子どももおり、「二人っ子政策の障壁」とも報じられている。(翻訳・編集/北田)