▽U-23日本代表は25日、U-23メキシコ代表とポルトガルのリオ・マイオール・スタジアムで戦い、2-1で勝利した。

▽1月に行われたリオデジャネイロ五輪予選(AFC U-23選手権)で優勝し、本大会出場を決めた日本は主力の遠藤や植田、久保に中島といった面々がスタメンでの起用となった。そして、負傷者が続出しているサイドバックに初招集となるファン・ウェルメスケルケン・際が先発で起用された。

▽1トップの久保の後方2列目に右から豊川、中島、南野と配す[4-2-3-1]の布陣を採用した日本は、開始2分に先制する。ハイプレスをかけた亀川のパスカットから、ボックス手前左でパスを受けた中島が左足を振り抜くと、相手DFに当たったボールがGKの頭上を越えてゴール右上に決まった。

▽良い入りを見せた日本は、10分にビクトル・グスマンに際どいミドルシュートを浴びせられたが、個々の技術に優れるメキシコ相手に堂々と渡り合っていく。そして、互角以上の展開に持ち込む日本は、27分に追加点のチャンス。中島がボックス左に侵入して左足でシュートに持ち込むと、続く28分にもスムーズなパスワークから久保がヘディングシュートを放った。そして、33分に追加点を奪いきる。

▽中盤での遠藤のインターセプトを起点にカウンターに転じると、中島のパスに反応した久保がヒールパスで流す。これを受けたボックス左の南野が冷静にシュートをゴール右へ流し込んだ。

▽その後、36分にFKからグティエレスに決定的なヘディングシュートを許したが、GK中村の守備範囲に飛んで助かった日本は、40分に左CKから岩波のヘディングシュートが相手GKを強襲するなど、主導権を握ったまま前半を終えた。

▽後半頭から岩波と豊川に代えて奈良と井手口を投入した日本は、開始3分に久保が決定的なシュートを浴びせたが、GKの好守に阻まれる。すると、後半頭から主力5選手を投入していたメキシコが攻勢を強めていく。

▽55分に原川に代えて金森を投入した日本は、フラットな[4-4-2]に変更。金森を2トップの一角に配した。そして、後半半ばに南野に代えて鎌田を送り出した日本だったが、70分に1点を返される。分厚い攻めからボックス中央のブエノに左足ボレーで狙われると、際に当たったシュートがゴール左上に決まった。

▽失点後、日本は右サイドに関根を投入したものの、終盤にかけてメキシコに押し込まれる展開を強いられる。そして追加タイム2分にブエノのミドルシュートが枠の右を捉えたが、GK中村が好守で阻止。さらに同3分にダニエル・アルバレスに決定的なシュートを許すも、亀川のブロックによって逃げ切った日本が前回王者を撃破している。日本は3日後、スポルティングと対戦する。