22日、シンガポール紙ザ・ストレーツ・タイムズは、経済の減速が指摘されている中国で、消費は減少するどころか逆に増加していると伝えている。資料写真。

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2016年3月22日、シンガポール紙ザ・ストレーツ・タイムズは、経済の減速が指摘されている中国で、消費は減少するどころか逆に増加していると伝えている。

米コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーが中国の44都市の18〜65歳の消費者1万人を対象に行った調査によると、約55%が今後5年間に給与が上がると予想していることが分かった。中国市場の今年1、2月に消費はやや鈍化したが、それでも前年比で2ケタの増加を見せている。同社は中国人の収入レベルの上昇に伴い、中国の消費は2020年まで毎年10%のペースで増加するとみている。

記事によると、中国で増加しているのは日用品の消費ばかりではなく、スパや旅行、娯楽などのいわゆるぜいたく品の消費も含まれる。こうした変化は、中国経済が重工業と輸出で引っ張るモデルから、消費やサービスによる成長へと変わりつつあることを示しているという。

マッキンゼー・アンド・カンパニーは、「中国人は何でもかんでも購入するという形には戻らない。彼らの焦点はより良質の商品を購入し、健康的でバランスの取れた生活を送ることに移っている」と指摘している。(翻訳・編集/北田)