市民ランナーの多い日本では全国各地でさまざまなマラソン大会が開催されているが、中国でも市民向けのマラソン大会が増えている。しかし、参加者も運営者も未熟ゆえ、思いもよらないハプニングが後を絶たないようだ。20日に広東省清遠市で開かれた大会でも、完走者に配られた石けんの「誤食」が相次ぐなどの「事件」が起きた。(イメージ写真提供:123RF)

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 市民ランナーの多い日本では全国各地でさまざまなマラソン大会が開催されているが、中国でも市民向けのマラソン大会が増えている。しかし、参加者も運営者も未熟ゆえ、思いもよらないハプニングが後を絶たないようだ。20日に広東省清遠市で開かれた大会でも、完走者に配られた石けんの「誤食」が相次ぐなどの「事件」が起きた。

 中国メディア・揚子晩報は24日、同市で20日に行われたマラソン大会で起きたトラブルを紹介する記事を掲載。通常、マラソン大会の完走者には完走症や記念のシャツ、栄養補給食品、地元名産の食品といったものが支給されるものだが、この大会では42.195キロメートルを走破したランナーに贈られたのが飲み物1本と熟しすぎたバナナ、そして「フルーツの香りがするお菓子のようなもの」だけだったと紹介した。

 そして、この「お菓子のようなもの」が実は石けんであり、カロリーを欲するランナーたちがちゃんと確認しないで開封、そのまま1口かじってようやく気付くという事例が続出。地面には歯型の付いた石けんが至るところに捨てられていたと伝えている。

 包装が英語表記だったことも、ランナーに誤解を与えた原因の1つだったようだが、不幸にも食べてしまったランナーたちは走り終えた後の爽快感が吹っ飛んでしまったに違いない。なぜ「お菓子のよう」な石けんを配ることになったのかは分からないが、運営側の初歩的なミスと言っていいだろう。

 なお、この大会では2万人足らずの市民が参加したの対して、筋肉のけいれん9838人、ねんざ1743人をはじめ、のべ1万2208人が治療を受け、3人が集中治療室に搬送されたという。大会の運営とともに、負傷防止やセルフケアに関する参加者の意識向上も図らなければならないようである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)