<キア・クラシック 初日◇24日◇パークハイアット・アビアラGC(6,593ヤード・パー72)>
 米国女子ツアー「キア・クラシック」が開幕。初日を終えて宮里藍が1イーグル・3バーディ・ノーボギーの“67”で回り、5アンダーで2013年3月の「RRドネリーLPGAファウンダーズカップ」以来の首位タイスタートを決めた。
オフショットも多数掲載中!宮里藍のフォトギャラリー
 序盤のピンチを乗り越えてリズムを作った。スタートの1番ではセカンドをグリーン奥に外して2.5メートルのパーパットを残したものの、「良いストロークで真ん中から入ってくれた。気持ちよくスタートできた」とこれをねじ込むと続く2番では右から5メートルのフックラインをねじ込んでバーディを先行させた。
 前半で2つスコアを伸ばすと見せ場はハーフターン直後の10番パー5。ピンまで約52ヤードの3打目を直接放り込んでイーグル。「あれはボーナス(笑)。距離的には良いイメージが出ていた。ピンポジションが難しくて距離だけ合えばと思っていたのが入ってくれました」と笑ったものの、その後も安定したプレーを続けて17番のバーディで首位に並んでホールアウトした。
 好スタートを後押ししたのはわずか2度の調整だった。「先週(コーチの)ピア(二―ルソン)、リン(マリオット)と話しているときになんとなくパターのロフトの話になって、調べてもらったら2度しかなくてちょっと足りなすぎるなって。私はけっこうフォワードプレスで、グリップを前に出すので、ロフトがないとコロがりが悪い。最初は3度にしてもらったんですけど、4度にしてもらって。それが良かった」。気まぐれな転がりをするポワナ芝のグリーンもものともせず27パット。ノーボギーで回りきった。
 開幕からここまで5戦を戦って最高位が50位タイ(HSBC女子チャンピオンズ)。「良いプレーをしているのに、自分をプッシュしすぎていた。スコアを伸ばしたいという気持ちが強すぎて空回りしていたかなというのが反省点。今週はバーディチャンスについても、バーディパットが入っても、確実に次のティショットという感じで、ハードルを上げすぎないように」。
 気持ちを平静に保って一歩ずつ前へ。拠点を置くカリフォルニア州の空気も宮里を後押ししてくれるはずだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>