24日、韓国ソウルの漢江に架かる楊花大橋の鉄塔に登り「1人デモ」を行う男性が現れ、騒ぎとなった。写真は漢江。

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2016年3月24日、韓国ソウルの漢江に架かる楊花大橋の鉄塔に登り「1人デモ」を行う男性が現れ、騒ぎとなった。韓国・ノーカットニュースなどが伝えた。

ソウル麻浦警察署などによると、24日午前8時ごろ、ソウル市西部、漢江に架かる楊花大橋の見上げるほどの鉄塔に男性がよじ登り、「セア製鋼は解雇者を復職させろ」との横断幕を掲げ単独デモを繰り広げた。男性はその後、駆け付けた警察官やセア製鋼の説得に応じ、午前11時30分ごろに路上に下りた。

男性は1985年に賃金引き上げを求めるストライキを行ったことでセア製鋼の前身の会社を解雇された後、09年に民主化報償審議委員会から復職の勧告を得たものの、会社側がこれに応じなかったため、今月2日から同本社前で復職を求める1人デモを続けていた。

韓国の労働組合のナショナルセンターである全国民主労働組合総連盟(民主労総)の関係者は、「今回の闘争は、不当な解雇により1人の労働者を31年間も苦痛に追いやったセア製鋼の責任を問うための抵抗」と話している。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「31年も仕事しないでどうやって食べてたの?」
「今までずっとデモ専門だったってこと?」
「民主労総は労働者の代弁者ではなく、自分たちの利得を確保するだけの団体にみえる。初心を忘れてるよ」
「民主労総はいつだって迷惑ばかり」

「この人のせいでやたら道が混んで遠回りさせられた」
「30年以上もデモを続けるなんてまともじゃない。それに、そんな昔に解雇された人がいまだに労組に加盟してるのもまともじゃない」
「いくら不当だとか無念だとか訴えても、こうやって他人に迷惑をかけてデモしてたら説得力がなくなる」

「こういう時に雷でも落ちればいいのに、やけに天気がいいなあ」
「鉄塔から落ちようがどうしようが放っておけば自分で下りて来るのに、警察はなんで出動したんだ?その間に泥棒でも捕まえてくれよ」
「この人を復職させたら、罪もない人が1人切られることに」(翻訳・編集/吉金)