22日、台湾の観光業界が中国人観光客の減少に頭を悩ませている。写真は中国人の入台許可証。

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2016年3月22日、台湾・旺報によると、台湾の観光業界が中国人観光客の減少に頭を悩ませている。

観光業界関係者によると、中国人の入台許可証の申請は1日1万1000件程度にとどまっており、昨年同時期の1万8000件と比べると大幅に減少している。3〜5月のオンシーズンの中国人客減少は明らかな状況だという。

福泰飯店(ホテル)集団の薛志民(シュエ・ジーミン)副社長は、「中国人観光客は台中や高雄のホテルの主な顧客で、宿泊客の7〜8割を占めていたが、(親中派の国民党に代わって独立志向が強いと言われる民進党が政権を獲得した)台湾総統選の後、団体客が4〜5割減少した」としている。

また、別のホテル関係者は、中国本土客の減少を見越してすでに業界内で値下げ競争が始まっていると明かした。売り上げよりも空室率を上げたくないためだ。しかし、今年と来年の2年間に、台中だけでも13のホテルがオープンする予定で、空室率の上昇は避けられそうにない。このほか、観光バス業界も4月10日以降は3〜4割減少する見通しだという。(翻訳・編集/北田)