2代目に移行したフォルクワーゲン「ゴルフ・トゥーラン」。日本では「ゴルフ」の名が冠されていますが、それ以外の国では単に「トゥーラン」となっています。

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それだけ日本ではフォルクワーゲン・ゴルフの名が通っている証なのでしょうが、外観を見ると一見フルモデルチェンジしたの? というほど同じテイストに見えるのは、ゴルフ・トゥーランに限らずフォルクワーゲン、アウディ、ポルシェなどでは「それほど」珍しいことではないのかもしれません。

もちろん2代目ゴルフ・トゥーランはフルモデルチェンジを受けた新型で、最新の生産方式であり、モジュラープラットフォームの「MQB」を採用。先代よりも全長は130mm延び、全幅も35mm拡幅されています。全高は0-30mmと変わらないか低くなっていて、ホイールベースも110mm延長されています。

エンジンは1.4Lの直列4気筒DOHCターボ(1.4L TSI)で、ボディサイズの拡大にも関わらず車両重量を20kg減らし、燃費は15.0km/Lから18.5km/Lに向上したのもトピックス。

一見、フルモデルチェンジしたのか分からないほど印象が同じと紹介しましたが、もちろん新旧2台を隣に並べると差は歴然で、いわゆるキープコンセプトといえる見た目の進化となっています。

同じキープコンセプトといえるフルモデルチェンジを果たしたパサートが新型になってキリリとした外観(とくに顔つき)になったのと同じ印象で、とくにLEDターンシグナル付のLEDヘッドライトとなる「TSI ハイライン」は、より精悍なフロントマスクになっています。

インテリアでは、ボディサイズの拡大によりとくに2列目の居住性が向上。2列目の前後スライドが40mm拡大し、より足元を広く設定(スライド位置)することが可能になっているほか、3列目のレッグスペースも54mm拡大。それでも3列目は非常用の域は出ていませんが、先代よりも若干広く感じます。

また、2列目と3列目シートの脱着はできなくなりましたが、頻繁に取り外しする人は少ないはずで、それよりも2列目にイージーエントリー機構が備わり3列目の乗降性が改善された点や、3列目から助手席まで運転席をのぞいてフラットに倒せるシートなどにより高い積載性を得ていることの方が「現実的」で朗報といえそうです。

(文/塚田勝弘・写真/小林和久)

フルモデルチェンジした新型ゴルフ・トゥーランの魅力とは?(http://clicccar.com/2016/03/25/360449/)