藤原竜也が認める“架純パワー”、「僕だけがいない街」ヒットに感謝。

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俳優の藤原竜也と女優の有村架純が3月24日、平川雄一朗監督と共に映画「僕だけがいない街」の大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。

3月19日より公開の本作は、すでに興行収入が4億円を突破するヒット(3月23日時点で4.4億突破、動員35万人突破)。藤原は「こんなに温かく受けいれてもらって本当に感謝しています。大ヒットがあんまり実感ない。大変な思いをして撮ったものが、多くの人々に受け入れてもらえてすごく嬉しいです。たくさんの人に集まっていただきありがとうございます」、有村は「公開してまだ間もないのにこういった形で舞台に立たせていただけるのが嬉しいです。これからも観ていただける機会が増えていけば嬉しいです」、平川監督は「お越しいただいて、映画を観ていただいて本当にありがとうございました。色々な思いがあるかと思いますが、一人でも多くの人に伝えていただいて広がっていくことを祈っています」と現在の心境を明かした。

男女の隔たりがなく幅広い世代から支持されている本作。特に10代後半から20代の支持を受けていて、リピーターも多いとMCから伝えられると、藤原は「ありがたいことです。原作にこれだけファンの方がいる作品ですから、監督が仰ったと思いますが、色々な意見がみなさんあるかと思います。良いことも悪いことも感想を監督にぶつけていただければと思います(笑)。色々な意見がある中で、映画は観ていただいて初めて成立するもの。年齢問わず幅広い世代に観ていただけるのは非常にありがたいことです」と答え、有村は「自分と近い年の方々に観ていただいているので親近感があります。原作ファンの10代20代の方に来て頂いているのかなと思いました」、平川監督は「若い世代に指示いただけると考えていなかったから嬉しい」と感謝しきりだ。

MCに本作の大ヒットの理由を問われると、藤原は「これはやっぱり“架純パワー”につきる(笑)!」と満足げに答え、藤原と平川監督は「ありがとう!」と合いの手。有村は「(私は)何もやっていないので(笑)。原作ファンの人が期待して観にきていて、竜也さんファンの人がたくさん足を運んでくださっていると思う」と大ヒットの理由を分析した。

また、作品を観た観客からはSNS上で「泣けた!」との声が多い本作。藤原は「架純ちゃんとの河原のシーン。大変な撮影をしていたので印象的。平川監督の子役時代の幼少期の見せ方がうまい。クリスマスツリーじゃないけど満天の星の下で木を見上げるシーンが非常に印象的だった」、有村は「私も2月なのにクリスマスツリーといって、二人(の距離)が近づいてくるところ。加代ちゃんが悟の手を合わせて手袋のサイズをはかるシーンにすごくキュンキュンしました」、平川監督は「嬉しいですね。僕も編集したりして何回もみているんですけど、その都度違うんですよね、感情が入る部分が。自分でやっていて面白い」と、思い思いに心打たれたシーンを教えてくれた。

本作では、原作でも人気のセリフ“言葉って口に出して言っていると本当になる気がする”という愛梨の印象的なセリフが登場するが、自身の夢に向かって頑張ったエピソードについて、藤原は「雑誌の取材でよく言うんですが、映画って特に、強烈にこういう作品、監督、台本とやりたいと思うと離れていってしまう。何も考えていない時にふと素敵な台本が届いたりする。自分としては、すごく大切だと思うけど、離れることがある。僕は繰り返しなのかな。思うことと、思わないことの繰り返し」、有村は「地元の兵庫県で何もない女子高生だったんですけど……オーディションを受けて面接して合格して、すぐ上京した形で。それまではオーディションに受からなくて、高校2年生だったのでそろそろ進路を決めなきゃという時期で、次受からなかったら進学しようと思っていた。そして受かって、今このようにしています。愛梨の夢を追いかけるところがすごく共感できる」と、自身の女優までの道のりと演じた愛梨を重ね合わせ、藤原は「こういうことがあって今の架純ちゃんがあるんですね。素晴らしいです!」と有村を絶賛した。

最後のフォトセッションでは、本作のキャッチコピー“あの日をもう一度、生きることができたなら今度は手を離さない”にちなみ、藤原、有村、平川監督が手を繋いでのフォトセッションを実施。さらには、本作でカメラマンを志望するヒロインを演じる愛梨を演じた有村がカメラマン役となり、藤原を激写した。フォトセッションの最中には有村が「笑ってください!僕街ポーズをしてください!」と、藤原と平川監督へカメラマン顔負けの指示出しも。撮影を終え、藤原は「まあまあ普通でしたよ」と余裕の表情を見せ、平川監督は「撮られる感じが良かった(笑)」と満足げにコメント。興奮に包まれた中、大ヒット舞台挨拶は幕を閉じた。