完封のGK東口「実質1試合目のA代表。第一歩を踏み出せた」

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[3.24 W杯アジア2次予選 日本5-0アフガニスタン 埼玉]

 守備機会がほとんどない中でも集中力を途切れさせなかった。相手のシュートは前半19分のCKからの1本だけ。後半に至っては数えるほどしかボールに触ることがないという難しい試合を日本代表GK東口順昭(G大阪)はしっかりと守り切った。

 スコアは5-0。W杯アジア2次予選での連続無失点を7試合に伸ばし、「安心している。予選では失点していないというのがあったし、勝つことが大事だったので、無失点でキーパーとしての仕事はできた」と胸を張った。

 国内組で臨んだ昨年8月9日の東アジア杯・中国戦で代表デビューを果たしたが、結果は1-1のドローと、不完全燃焼に終わっていた。海外組も参加しての試合ではこのアフガニスタン戦が初出場。「これが実質1試合目のA代表だと思っているので、第一歩を踏み出せた」と晴れやかな表情だ。

 先発を言い渡されたのは試合前日の練習だった。夜にはハリルホジッチ監督から守備陣だけが集められてミーティングを行い、「『なかなかボールは来ないと思うけど、しっかりお前がリーダーシップを取って声をかけろ』と言われた。『取ったらすぐに展開しろ』とも言われた」と振り返った。4万8000人を超える観衆の中でも試合中に東口の声が2階席まで聞こえることがあるほど、指揮官の要求に忠実に応えた。

「代表は特別な舞台。今日出たことであらためてもっと出たいと思った」。ハリルジャパンでは昨夏以降、GK西川周作がゴールを守ってきたが、GK川島永嗣も代表復帰を果たす中、激しさを増す正GK争いに東口も名乗りを上げた。

(取材・文 矢内由美子)


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