21日、映画「葉問3:師徒情」(イップ・マン3)に主演したアクションスターのドニー・イェンが、発覚した興行収入の水増しと映画会社のチケット買い上げについて、遺憾の意を表明した。

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2016年3月21日、映画「葉問3:師徒情」(イップ・マン3)に主演したアクションスターのドニー・イェン(甄子丹)が、発覚した興行収入の水増しと映画会社のチケット買い上げについて、遺憾の意を表明した。星島日報が伝えた。

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ドニー・イェンの代表作となった人気シリーズの第3弾「イップ・マン3」は中国で4日から上映されている。この作品に浮上していた興収水増し疑惑について、調査の結果、事実だったことが明らかに。メディアを統括する国家新聞出版広電総局はこのほど、確認された水増し分を3200万元(約5億5000万円)と発表した。また、映画会社の買い上げ分が5600万元(約9億6000万円)にも上ることも明らかになった。

興行収入が膨らむことは、映画会社にとって非常に効率のいい宣伝方法となる。なお、「イップ・マン3」の配給会社に対しては、1カ月間の業務停止命令が下されている。

21日、この騒動について、主演のドニー・イェンがコメント。「役者としては仕事にベストを尽くした。それ以降のことはよく分からないし、僕の力ではコントロールできない」と説明した上で、遺憾の意を示した。また、あらゆる映画作品は「公平に扱われ、かつルールは遵守すべき」と語っている。

「イップ・マン3」は香港や台湾、東南アジア各国で昨年末に公開されたが、中国では2カ月遅れた。ドニー・イェンによると、プロデューサーらに対し、「同時上映すべきだ」と意見を提出していたという。公開が遅れたことが、今回の水増しにつながったとすれば、「非常に残念に思う」と話している。(翻訳・編集/Mathilda)