24日、韓国京畿道の「ナヌムの家(元慰安婦らが共同生活を送る施設)」が、中国在住の韓国人慰安婦被害者ハ・ソンスクさんの治療費用の支援を呼び掛けている。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年3月24日、韓国・聯合ニュースによると、韓国京畿道広州市の「ナヌムの家(元慰安婦らが共同生活を送る施設)」が、中国在住の韓国人慰安婦被害者ハ・ソンスクさん(89)の治療費用の支援を呼び掛けている。

ナヌムの家によると、17歳の時に旧日本軍の慰安婦として連行された後、「故郷の人たちに合わせる顔がない」との理由で韓国に戻らず、中国で暮らしていたハさんは今月15日、階段で転倒した際に肋骨や骨盤を負傷し、現地の病院に入院しているが、治療費用の工面に苦労しているという。ハさんは中国への帰化を拒否し、韓国国籍のまま暮らしていたため、中国人の夫や息子たちと違い、中国で医療費受給制度を受けることができない。さらに、高齢の上に重傷を負っているため、韓国の病院に移って治療を受けることも難しい状況だという。ナヌムの家は今月初め、「中国在住の被害者を助けるための募金」からハさんの治療費として1000万ウォン(約100万円)を送った。

韓国政府の認定を受けた慰安婦被害者238人のうち、生存者は44人(国内40人・国外4人)。ハさんを含む3人が中国、1人が日本に在住しているという。

この報道は韓国で注目を集め、ネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「このような記事を見ると、韓国は後進国中の後進国だと感じる」
「韓国政府が力になれないことがとても悲しい」
「慰安婦像の前でデモをするが、このような人を助けることはしないのが韓国」

「世界は不平等だ。ハさんのような人を1番に助けるべきなのに…」
「韓国政府は何をしているの?朴大統領の洋服を買うお金はあっても、元慰安婦を支援するお金はない?」

「韓国に政府は存在しているのだろうか?」
「日本に助けを求めるべきでは?」

「日本と合意した韓国政府にできることは何もない」
「韓国より中国を選んだのだから中国政府に助けを求めて」(翻訳・編集/堂本)