聖書によると、バベルの塔の一件で、人類の言語は多数の種類に分裂したという。その時の神の悪戯なのか、ある地域では普通の言葉が、ほかの地域ではとんでもない意味を持っている場合がある。日本語の「千葉」も同様の状況にあり、英語圏、特にアメリカではとある意味を持つ言葉として認識されている。2016年3月時点では、ある意味タイムリーな言葉だ。

画像はイメージ。(keyakiさん撮影。flickrより)

チバと2回繰り返すと......

なんと、チバという音は海外ではマリファナとヘロインを意味する単語にそっくりなのだという。もともとスペイン語に雌ヤギを意味する「chiva」という言葉があり、「estar como una chiva」(おかしくなる)という熟語でも使われていた。そこから薬物を意味するようになり、英語にも輸入されたようだ。

英語圏のスラングを扱うUrban Dictionaryなどのサイトによると、チバはアメリカの東海岸ではマリファナ、西海岸と一部の中西部ではヘロインを意味するとある。本来の綴りは「chiva」だが、「cheeba」、「chiba」、「cheba」など、チバに近い言葉は多数ある。スラングゆえに地域性が強く、意味が一定しないが、どれもマリファナやヘロインを意味している。

更に、「chiba chiba」と2回繰り返すと「コロンビア産の強力なマリファナ」となり、「千葉県千葉市出身」という自己紹介の言葉がとんでもない意味に変わってしまう。

また、同サイトには、「チバを手に入れたぞ!」「そう、俺はチバを吸ってるよ、こいつは脳に良いんだ」など、日本人からの視点だとシュールな例文も多数寄せられている。

チバ=マリファナ/ヘロインという認識が海外にあるということを念頭に置くと、千葉にありながらも「東京」の名を冠するテーマパークにも納得がいってしまう。

......バベルの塔の時の神様はかなり雑だったのではないだろうか?