厚生労働省の統計によれば、2014年の日本人の平均寿命は女性が86.83歳で世界一、男性は80.50歳で3位、男女の平均は84歳で世界一だという。中国メディアの中国頭条はこのほど、「日本旅行での意外な収穫は、日本人の長寿の秘訣を見つけたこと」と題して、長寿の秘訣について分析する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 厚生労働省の統計によれば、2014年の日本人の平均寿命は女性が86.83歳で世界一、男性は80.50歳で3位、男女の平均は84歳で世界一だという。中国メディアの中国頭条はこのほど、「日本旅行での意外な収穫は、日本人の長寿の秘訣を見つけたこと」と題して、長寿の秘訣について分析する記事を掲載した。

 記事は日本人の長寿の1つ目の秘訣は「食」にあると主張。無形文化遺産にもなった和食は多くの旅行客を惹きつけてやまないが、記事は「日本人の食に対する執着心は前代未聞」だと主張。料理人は匠の精神をもって美食を伝承しており、「すべての料理に長寿のエキスが濃縮されている」と感嘆した。

 確かに和食は健康によるヘルシーだとされている。味噌や豆腐など、大豆の摂取量が多く、海藻を食べる習慣も健康に良いとされている。また、「食品の衛生基準が厳しく守られていること」も、日本人の長寿につながっている理由だとした。

 2つ目の秘訣は「環境」だという。昼間は澄み切った青空が、夜には星空が広がり、緑の山と青い海に囲まれるのは「すばらしい環境だ」と紹介。水道水は複雑なろ過システムのおかげで直接飲めることや、生活排水の処理基準が高く「東京のような大都市の小川でさえ澄み切っている」ことが長寿と関係していると主張した。また、ごみの分別やリサイクルシステムが整っており、ポイ捨ては厳しく罰せられるため、環境が守られているとも説明した。

 3つ目の秘訣は、日本人の「潔癖症」だという。日本人は暇さえあれば手洗いをし、うがいをするほどの潔癖症で、毎日風呂に入り、毎日服を着替えると紹介。日本人の清潔さについて、明確な根拠は挙げていないものの「きっと長寿と関係があるのではないだろうか」と考察している。

 中国も近年は男女ともに寿命が伸びてきているが、それでも日本は世界有数の長寿大国だ。さらに近ごろは医療サービスを受けるために日本を訪れる中国人旅行客も増えているほか、和食がヘルシーだとして世界中で人気を集めているのは、日本人が長寿であるという事実が大きな説得力となって後押ししている可能性もあるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)