22日、中国人の7割が「中国人観光客のマナーは他国と比べて劣ってはいない」と考えていることが分かった。写真はマナーを呼び掛ける広告。

写真拡大

2016年3月22日、民航資源網によると、中国人の7割が「中国人観光客のマナーは他国と比べて劣ってはいない」と考えていることが分かった。

【その他の写真】

最近、中国のインターネット上で、タイのバイキングでわれ先にと料理を奪い合う動画が出回り、物議を醸した。これを受け、中国最大のオンライン旅行会社・Ctrip(シートリップ)が中国人のマナーに関するネットアンケートを実施。その結果、「中国人観光客の文明・素養は他国に比べて劣っている」との回答は31%で、「劣ってはいない」は69%だった。

また、チャットアプリ・WeChat(微信)を通じてベテランガイド数百人に同じ質問をしたところ、「劣ってはいない」が80%以上に上った。今回の調査では、「一部の人の行為がネットで大きく取り上げられ、中国人観光客が“悪魔化”されている」といった意見が多く、ガイドからは「中国人観光客のマナー違反は比較的少なく、食事や移動の際に気を使う意識が向上した」「東アジアや東南アジアの国の一部の観光客にもマナー違反が散見される」といった意見が出た。

このほか、ネットで旅行を申し込む人の方が店舗で申し込む人よりもマナー違反が少ないという傾向も見られたという。主な理由としては、ネットで申し込む人の多くが高等教育を受けた若者であり、ネットを利用するためさまざまな情報に接する機会が多いことが挙げられている。

Ctripは、「昨年はタイに800万人、日本に500万人が訪れており、個別の現象から中国人観光客が非文明的だと結論付けることはできない」とする一方、「中国人観光客の秩序、マナー、現地の習慣の尊重の面では改善の余地がある」とも指摘している。(翻訳・編集/北田)