「旅の恥は掻き捨て」という言葉がある。「旅先では知っている人もいないため、どれだけ恥ずかしいことをしてもその場限りのもの」という意味だ。日本人旅行客のマナーは比較的良いとはいえ、先日タイのビーチで裸になって騒ぐ様子が報道されたように、時折マナーの悪さが報道されている。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 「旅の恥は掻き捨て」という言葉がある。「旅先では知っている人もいないため、どれだけ恥ずかしいことをしてもその場限りのもの」という意味だ。日本人旅行客のマナーは比較的良いとはいえ、先日タイのビーチで裸になって騒ぐ様子が報道されたように、時折マナーの悪さが報道されている。

 中国人旅行客の国外での行動もたびたび批判の的となる。中国メディアの中青在線はこのほど、旅行先での中国人の行動が「中国人は民度が低い」との認識を世界中の人に与えていると警告する記事を掲載した。

 先日、中国人旅行客の非常識な行動を撮影した動画がインターネット上にアップされた。タイのビュッフェで食事をしていた中国人の団体が、皿をスコップのように使って大量のエビ料理を大きな皿に盛っている動画だ。

 大勢の中国人旅行客が料理を提供するカウンターに殺到し、何枚もの皿を重ねてエビを運んでゆく姿は異常としか形容できない光景だ。動画は最後に、中国人旅行客が大量にテーブルに運びながらも食べきれなかったエビが皿の上に残されている様子を映し出している。

 この動画について記事は、「中国人の民度に向上の余地があることは事実」としながらも、「中国人の民度は過小評価されている」と主張。欧米諸国の人びとと比較するため、中国人の行動がなおさら非文明的に映ると指摘したほか、今日では悪いニュースほどインターネットで伝播しやすいとし、「中国人は民度が低い」という印象が根付いてしまっていると主張した。

 さらに、中国人旅行客が国外で何かトラブルを起こすと、すぐに「中国人は民度が低いと批判される」と不快感を示し、一部の中国人の行動が中国人全体の民度を論じることは差別と本質的に同じであると批判した。旅先では気が大きくなって普段は真面目な人でも羽目を外してしまいがちだ。まして、普段からマナーが悪ければ尚更と言える。中国人でも日本人でも、海外に出かけるときは自国の代表であるとの認識を持って行動しなくてはならないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)