日本政府は「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」との非核三原則を堅持する立場を取ってきた。また、核不拡散条約により、核兵器の製造、保有はできない。そんな状況のなか、中国メディアの新浪は、中国の軍事専門家の意見を参考に、日本が核兵器を保有を目指す幻想を持っているとの記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本政府は「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」との非核三原則を堅持する立場を取ってきた。また、核不拡散条約により、核兵器の製造、保有はできない。そんな状況のなか、中国メディアの新浪は、中国の軍事専門家の意見を参考に、日本が核兵器を保有を目指す幻想を持っているとの記事を掲載した。

 記事は、3月18日の日本の国会での様子を説明。ある国会議員が核兵器の使用について、「憲法上、あらゆる種類の核兵器の使用が禁止されているとは考えていない」と答弁したと紹介。そして中国の軍事専門家の意見として「日本は第二次世界大戦以降、核兵器保有の幻想を放棄していない」と論じた。

 そして、「日本が核兵器を製造する能力を持っている事実を全世界が認識している」としたうえで、日本は核兵器製造に向けた条件と技術を完全に備えていると主張。一方で、日本が本当に核兵器を保有したいと思っても障害があることは事実だと論じた。

 記事の指摘した障害とは、核拡散防止条約や日本国内の世論のほか、米国の存在だ。特に米国が日本の核保有を許さないと指摘する一方、日本は世界で唯一の被爆国として、その立場を最大限活用し、国内のナショナリズムを扇動し、核保有に対する支持を取り付けようとしていると主張。日本は国土は小さいが、野心は極めて大きく、拡張に対して強い意欲を持っていると主張した。

 記事のように、中国では日本が核保有に対して強い執着心を持っているという論調は一般的に見かけるものだ。いかに中国が日本に対して警戒しているかが読み取れる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)