知英が映画『暗殺教室〜卒業編』で再びビッチ先生に! 「胸にしか目がいかない」椎名桔平に苦言
2015年上半期邦画実写観客動員ランキングナンバーワンを獲得した、映画『暗殺教室』。その続編映画『暗殺教室〜卒業編〜』が、3月25日(金)より公開されます。本日は人気キャラクター“ビッチ先生”ことイリーナ・イェラビッチを演じた知英さんに、撮影秘話や楽しいエピソードをたっぷりお聞きしました!
──第1作が公開された後の、まわりの反応はいかがでしたか?
おかげさまで、とてもよかったです! 韓国でも公開されたり、国際映画祭で賞をとったり、すごい人気でした。もともと『暗殺教室』のコミックは韓国でも出版されていて大人気で、私も読んでいました。まさか自分がビッチ先生になるとは、当時は思ってもみませんでしたが!
──知英さんは、ビッチ先生という女性を、母国語が韓国語であるにもかかわらず日本語で演じて、二重・三重に大変だったかと思います。役作りはどう工夫されましたか?
ビッチ先生は魅力的なキャラクターで、すごくセクシー。しかもそのセクシーさを武器にする、強さもあるじゃないですか。まずは言葉うんぬんよりも、セクシーになるにはどうすればいいのかなということを考え、そのうえで自分を愛して、自信満々の強い女であることを表現しようと思いました。そうじゃないと、自分がキャラクターに負ける気がしたんですよ。
──衣装もセクシーでしたね。
そうなんです。衣装がすごいから、あまり現場で皆さんと話した記憶がないです。私も恥ずかしいし、相手も私と目をあわせてくれなくて。そうじゃなければ、絶対に目だけしかあわせないか(笑) お芝居のときはスイッチが変わるので、私自身に恥ずかしさはないんですけどね。
――第1作公開のとき、E組副担任・烏間惟臣役の椎名桔平さんのコメントに、「知英さんの胸にしか目がいかない」とありましたが……。
そういうこと言うのやめて欲しいです!!(笑) お芝居中は気にならなくても、終わった瞬間からやっぱりテレてしまいますから……。
――照れますよね(笑) ビッチ先生は内面もテンションが高いですが、ご自身の性格との共通点はありますか?
ビッチ先生ほどではないにしろ、実は普段は私もテンション高いほうなので、そこは共通点がありました。あと、劇中で英語を使うシーンがあったのですが、英語を話すのは好きなので、楽しかったですね。
――ファンの多い作品で、映画第1作も大ヒット。続編である『卒業編』を作るにあたって、プレッシャーを感じましたか?
前作でもすごくプレッシャーを感じたんですけど、本当に原作のビッチ先生にそっくりになればいいけど、それは漫画のビジュアルもあるし、難しい。だから自分なりに演じて、少しでも原作にイメージを近づけるように頑張りました。人気のキャラクターだけにファンのみなさんの思い入れが強く、どう受け入れられるかは心配ですが、『卒業編』ではビッチ先生がさらにパワーアップしているので、見てもらうのは楽しみでもあります。
――ビッチ先生はいいキャラクターですよね。『卒業編』では、要のシーンでギュッと雰囲気を締める、美味しい役というか。
ありがとうございます。本当は生徒の皆さんと楽しく演じたかったんですけど、既に生徒同士の絆が固くなっていて、撮影以外でも私は先生って呼ばれる立場でした。実年齢はあまり生徒さんと変わらないんですが(笑)
――撮影中、一番お話したのはどなたでしたか?
やっぱり生徒は生徒同士、先生は先生同士で仲良くなっちゃいますね。私は椎名桔平さんと一緒のシーンが一番多く、とても良くしていただきました。いつもイントネーションや発音に気を付けているのですが、椎名さんが現場でセリフのチェックをしてくれたんです。しかも私が練習していると、さりげなく横に来て手伝ってくれるんです。そして本番が終わると、「よかったよ」「1年前とぜんぜん違うね、知英はすごいね」って、すごく褒めてくれるんです。とても優しい方ですね。
――歌手でデビューし、モデルとして活躍し、最近は女優の仕事が多いですが、演じる面白さをどう感じていますか?
何かを表現するのは、歌手でもモデルでも女優でも、一緒だと思います。ただ女優は「この人になりきらなきゃいけない」というのが、歌などとの違いです。いろんな人になれるのは、面白いですね。ビッチ先生の場合はカツラもかぶって、まったくの別人になった気分でした。今回の撮影が終わってみて、自分でも新しい挑戦を経験できたし、お芝居の可能性が広がったなと思います。
――知英さんはこのインタビューも、すべて通訳なしで日本語でお返事されていますが、どうやってここまで日本語が上達したのですか?
自分の中で、楽に日本語が話せるようになったのは、ここ2年くらいですね。日本に今は住んでいますので、日本語を毎日使い、読むものも見るものもすべて日本語だから、自然に覚えていく感じです。もちろん、その中で努力はするんですけど。
――特技が、日本語の早口言葉なんですよね?
「赤巻紙・青巻紙・黄巻紙」とか、そういったいろんな日本の早口言葉を、自分のラジオのリスナーさんからもらって、毎週クリアしていく企画があったんです。意外とできて、自分でもビックリ!
――今後、やってみたい役柄などはありますか?
『暗殺教室』でもアクションシーンがありましたが、さらに激しい立ち回りをして、バリバリ敵を倒していく女の人をやりたいです。身体を動かすのが好きで、加圧トレーニングで鍛えています。キツいと思いつつ続けていたら、運動をしないと体の調子が悪くなるようになりました。撮影中も、合間にトレーニングをしていたんですよ。
――では最後に、映画の見どころを教えてください!
今回は『卒業編』と、タイトルについているじゃないですか。E組生徒は本当に卒業できるのかどうかが、まず気になりますよね。殺せんせーを殺したら卒業するっていう設定だから、殺せんせーが最後にはどうなるのかを、ハラハラしながら見てください。そして前作より生徒の皆さんがパワーアップしているので、そこもぜひ見てください……って、私、先生目線ですね(笑) もちろんビッチ先生も活躍するので、そこもぜひ注目してくださいね!
――ありがとうございました!
『暗殺教室〜卒業編〜』公式サイト
見とれるほど足が長い知英さん。小顔すぎて、何頭身あるの!? と驚いてしまいました!
会いたい “あのひと” を身近に ―― LINE BLOG。
美しさは正義、これは真実です!
それでは、また。
(撮影/奥田耕平、取材・文/Mikity)
──第1作が公開された後の、まわりの反応はいかがでしたか?
おかげさまで、とてもよかったです! 韓国でも公開されたり、国際映画祭で賞をとったり、すごい人気でした。もともと『暗殺教室』のコミックは韓国でも出版されていて大人気で、私も読んでいました。まさか自分がビッチ先生になるとは、当時は思ってもみませんでしたが!
ビッチ先生は魅力的なキャラクターで、すごくセクシー。しかもそのセクシーさを武器にする、強さもあるじゃないですか。まずは言葉うんぬんよりも、セクシーになるにはどうすればいいのかなということを考え、そのうえで自分を愛して、自信満々の強い女であることを表現しようと思いました。そうじゃないと、自分がキャラクターに負ける気がしたんですよ。
──衣装もセクシーでしたね。
そうなんです。衣装がすごいから、あまり現場で皆さんと話した記憶がないです。私も恥ずかしいし、相手も私と目をあわせてくれなくて。そうじゃなければ、絶対に目だけしかあわせないか(笑) お芝居のときはスイッチが変わるので、私自身に恥ずかしさはないんですけどね。
――第1作公開のとき、E組副担任・烏間惟臣役の椎名桔平さんのコメントに、「知英さんの胸にしか目がいかない」とありましたが……。
そういうこと言うのやめて欲しいです!!(笑) お芝居中は気にならなくても、終わった瞬間からやっぱりテレてしまいますから……。
――照れますよね(笑) ビッチ先生は内面もテンションが高いですが、ご自身の性格との共通点はありますか?
ビッチ先生ほどではないにしろ、実は普段は私もテンション高いほうなので、そこは共通点がありました。あと、劇中で英語を使うシーンがあったのですが、英語を話すのは好きなので、楽しかったですね。
――ファンの多い作品で、映画第1作も大ヒット。続編である『卒業編』を作るにあたって、プレッシャーを感じましたか?
前作でもすごくプレッシャーを感じたんですけど、本当に原作のビッチ先生にそっくりになればいいけど、それは漫画のビジュアルもあるし、難しい。だから自分なりに演じて、少しでも原作にイメージを近づけるように頑張りました。人気のキャラクターだけにファンのみなさんの思い入れが強く、どう受け入れられるかは心配ですが、『卒業編』ではビッチ先生がさらにパワーアップしているので、見てもらうのは楽しみでもあります。
――ビッチ先生はいいキャラクターですよね。『卒業編』では、要のシーンでギュッと雰囲気を締める、美味しい役というか。
ありがとうございます。本当は生徒の皆さんと楽しく演じたかったんですけど、既に生徒同士の絆が固くなっていて、撮影以外でも私は先生って呼ばれる立場でした。実年齢はあまり生徒さんと変わらないんですが(笑)
――撮影中、一番お話したのはどなたでしたか?
やっぱり生徒は生徒同士、先生は先生同士で仲良くなっちゃいますね。私は椎名桔平さんと一緒のシーンが一番多く、とても良くしていただきました。いつもイントネーションや発音に気を付けているのですが、椎名さんが現場でセリフのチェックをしてくれたんです。しかも私が練習していると、さりげなく横に来て手伝ってくれるんです。そして本番が終わると、「よかったよ」「1年前とぜんぜん違うね、知英はすごいね」って、すごく褒めてくれるんです。とても優しい方ですね。
――歌手でデビューし、モデルとして活躍し、最近は女優の仕事が多いですが、演じる面白さをどう感じていますか?
何かを表現するのは、歌手でもモデルでも女優でも、一緒だと思います。ただ女優は「この人になりきらなきゃいけない」というのが、歌などとの違いです。いろんな人になれるのは、面白いですね。ビッチ先生の場合はカツラもかぶって、まったくの別人になった気分でした。今回の撮影が終わってみて、自分でも新しい挑戦を経験できたし、お芝居の可能性が広がったなと思います。
――知英さんはこのインタビューも、すべて通訳なしで日本語でお返事されていますが、どうやってここまで日本語が上達したのですか?
自分の中で、楽に日本語が話せるようになったのは、ここ2年くらいですね。日本に今は住んでいますので、日本語を毎日使い、読むものも見るものもすべて日本語だから、自然に覚えていく感じです。もちろん、その中で努力はするんですけど。
――特技が、日本語の早口言葉なんですよね?
「赤巻紙・青巻紙・黄巻紙」とか、そういったいろんな日本の早口言葉を、自分のラジオのリスナーさんからもらって、毎週クリアしていく企画があったんです。意外とできて、自分でもビックリ!
――今後、やってみたい役柄などはありますか?
『暗殺教室』でもアクションシーンがありましたが、さらに激しい立ち回りをして、バリバリ敵を倒していく女の人をやりたいです。身体を動かすのが好きで、加圧トレーニングで鍛えています。キツいと思いつつ続けていたら、運動をしないと体の調子が悪くなるようになりました。撮影中も、合間にトレーニングをしていたんですよ。
――では最後に、映画の見どころを教えてください!
今回は『卒業編』と、タイトルについているじゃないですか。E組生徒は本当に卒業できるのかどうかが、まず気になりますよね。殺せんせーを殺したら卒業するっていう設定だから、殺せんせーが最後にはどうなるのかを、ハラハラしながら見てください。そして前作より生徒の皆さんがパワーアップしているので、そこもぜひ見てください……って、私、先生目線ですね(笑) もちろんビッチ先生も活躍するので、そこもぜひ注目してくださいね!
――ありがとうございました!
『暗殺教室〜卒業編〜』公式サイト
見とれるほど足が長い知英さん。小顔すぎて、何頭身あるの!? と驚いてしまいました!
会いたい “あのひと” を身近に ―― LINE BLOG。
美しさは正義、これは真実です!
それでは、また。
(撮影/奥田耕平、取材・文/Mikity)