22日、海外旅行に出かける中国人がますます増える中、中国人観光客の影響力が思わぬところにも及んでいる。写真はクルーズ船。

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2016年3月22日、澎湃新聞網によると、海外旅行に出かける中国人がますます増える中、中国人観光客の影響力が思わぬところにも及んでいる。

昨年10月、MSCクルーズのジャンニ・オノラートCEOは、英紙フィナンシャル・タイムズで中国人観光客について「彼らはとめどなく食べていて、1日3食の境がない。ずっと食べ続けられてはたまらない」と吐露していたが、多くの海外メディアでは中国市場がもたらす莫大な利益に比べれば大したことはないという見方が多かった。

それを裏付けるかのように、中国市場に力を入れるクルーズ会社は増えてきているという。旅行サイト・途牛旅遊網のフェリー事業部の劉(リウ)氏によると、船内の施設で中国人観光客には人気のないバーやスパなどを取り壊して、レストランや娯楽施設を増やした船や、中国人が好む火鍋や夜食を提供する船も出てきており、「とめどなく食べる」中国人客に対応しているそうだ。

中国のクルーズ会社「天海郵輪」の朱瑛(ジュー・イン)氏は、「もともと中国やアジアの旅行消費の習慣は欧米とは異なる。消費者に変化を求めるよりも、商品を変えて特定の市場に合わせる方が理性的だと言える」としている。(翻訳・編集/北田)