ハリルホジッチ監督「熱意、やる気、野心、戦う気持ちを持って戦ってほしい」《ロシアW杯アジア2次予選》

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▽日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督が、24日に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)・アジア2次予選のアフガニスタン代表戦に向けた前日記者会見に出席した。

▽ハリルホジッチ監督は、今回の試合に向けて「熱意、やる気、野心、戦う気持ち」をポイントに挙げ、できるだけ多くの得点を奪い無失点で試合を終えることを選手たちに要望した。また、昨日合流したFW本田圭佑(ミラン/イタリア)、MF香川真司(ドルトムント/ドイツ)に関してはベンチスタート、GK川島永嗣(ダンディー・ユナイテッド/スコットランド)はメンバー入りしないことも明かしている。

◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)

「前回も申し上げたが、この2試合の目的は勝利すること。そして、失点をしないこと。できるだけたくさん得点すること。それらに関して、少しトレーニングを行い、選手たちと話しをしてきた。彼らとは数カ月会っていなかったが、その中で昨日のトレーニングで感じたことがあった」

「遅れてきた選手、疲労がある選手がいる。そして今日の朝、相手(アフガニスタン代表)の分析を行った。選手たちには分析だけでなく、熱意を持って戦わなければいけないと伝えている。勝つだけでなく、得点をたくさん取って、最後まで失点しないこと。これを2次予選の間、続けていきたい」

──多くの選手にチャンスを与えると言っていたが、その中で今回の2試合をどう考えているか

「違うことにトライしたい。うまくいくかは様子を見てほしい。選手たちには、本当に気持ちを持って戦うところからスタートしてほしいと言っている。真面目に戦うところを表現してもらいたい。そして、シンガポール戦を忘れてはいけない。明日は多くの観客も来てくれるだろう。彼らが満足してスタジアムを去るように。選手たちにはその責任があると話した。それを明日のグラウンドで表現してほしい」

「タクティカルなオプションについては様子を見てほしい。プレーの仕方も改善しなければいけない。システムがうまくいけば素晴らしいが、そのためにはたくさんトレーニングをしなければいけないことも事実。昨日もそれにトライしたし、今日もトライする。11人がどのような化学変化を起こすかは様子を見てほしい。選手たちにはコミュニケーションを取れと話した。そういう部分の努力が必要な選手がいる。彼らが1つの言葉を発するのに10年も待てない。仕事は発展していかなければいけない」

「オフェンス、ディフェンス、メンタルなど第2段階ではレベルが上がってほしい。そのためには、ある程度のことを変えていかなければいけない。そのためにビデオもたくさん用意した。トライしたい」

──2試合(アフガニスタン代表戦、シリア代表戦)のプランニングの違いは

「様子を見て。まずはアフガニスタン戦に集中しなければいけない。シリアに関しては、ダイレクトに順位が関係してくる。シリア戦への準備は様子見て。アフガニスタンは監督が変わって、南アジアカップで良い結果残している。そこでは多くのゴールを決めている。インドとファイナルを戦ったが、ゲームを支配していた。我々もアフガニスタン戦に向けて集中して、準備してきた。先ほども言ったように熱意、やる気、野心、戦う気持ちを持ってやってほしい」

──昨日合流した香川真司選手、本田圭佑選手、川島永嗣選手は明日の試合でフル出場できそうか

「できないでしょう。昨日到着して、疲労を考慮しなければいけない。リスクは取らない。控えにしたいと考えている。本当にリスクは取りたくない。ただ、(川島)永嗣は違う。彼はここでプレーするために来たわけではない。トレーニングはできるが、まだボールを蹴ることに注意しなければいけない。彼は話すため、トレーニングするために来た」

「1試合目では23人の中に入るとは考えていない。永嗣はケガの状況を見てみなければいけない。話をして次がどうなのか。次のシーズンに向けて、昨年度のような状況になってほしくない」

「今のクラブで続けるのか、どういったアイデアがあるのかを聞きたい。そのために話していかなければいけない。彼はここ数年代表に関わって経験もある選手。仲間にアドバイスもしてほしい。グループとしてそういう存在感を出してほしいし、そのためにいる」

──ハーフナー・マイク選手、小林悠選手など新しい選手の起用法は

「代表に呼んですぐにプレーするかは別の話。呼んでプレーさせるようなことはあまりやらない。A代表は簡単に席を奪えるものではない。彼らは知識を増やさなければいけないし、我々もパーソナリティを知らなければいけない。プレーするか、途中からかは明日見てみればわかる」

「彼らにもたくさんのメッセージを送った。国内組も代表に入るためにはもっとやらなければいけない。海外組も、海外にいるから選ばれるわけではない。選手たちへのプレゼントは何もない。内容が悪い、態度が悪い選手は入れない。資格がある選手だけだ」

「全員が代表に入るための努力してほしい。こういったメッセージを理解してくれていると期待している。そして私が植え付けたいと思っているのは競争意識。選手たちが勝つんだ、席を奪って勝つんだという気持ちで来てほしい。ただ、まだ選手を発見する段階。それぞれが入りたいという気持ちを見せてほしい」

──昨日のトレーニングで感じるとところがあったとのことだが具体的に

「まずは選手たちに数カ月会っていなかった。彼らは移動しての疲労もあった。練習の最初は集中力が欠けていて、そこに対しては満足していない。これからの数回のトレーニングでメッセージを伝えていかなければいけない。力強い言葉で届けなければいけなくて、目覚めさせるための言葉をかけた」

「最終予選に関しては木曜日ではなく金曜日に試合ができないかとも訴えた。移動してきた選手は疲労を完全に回復して試合をすることは不可能。そう言った状況では、ケガも起きる可能性がある。最終予選に向けて変えられればと思っている。カレンダーに関して選手のことをもっと考えてほしい。関係者にお願いしたが、まだまだリスペクトされていないと感じている」

「選手がどのような状態で日本に来るか分かっている。12時間かけて日本に来るのだ。そういう状況で翌日の練習は難しい。しっかりとしたトレーニングをすることはリスクがある。戦うためにチームを変えなければいけない。当然、選手はプレーしたい気落ちが強い。戦う意識が強い。でもリスクはある。メディカルスタッフやトレーナーにはできるだけ早く疲労を回復できるようにやってくれと伝えた。それでも明日の試合では数名の選手がリスクあると心配している」