写真提供:マイナビニュース

写真拡大

電通と100%子会社である電通デジタル・ホールディングス(DDH)は3月23日、データ分析ツールの開発・販売を手がけるサイカに出資し、デジタルマーケティング領域における統合分析(アトリビューション)ソリューションの開発・推進で業務提携することで合意した。

今回の業務提携において、電通の広告コミュニケーション領域における知見・ノウハウとサイカが2016年5月に発売を予定しているマーケティングの全体最適に特化した新しいツール「XICA magellan」(マゼラン) を組み合わせることで、多様なコミュニケーション活動を体系的に分析し、全体としての効果をさらに高める企画力と実施力の向上を目指す。

具体的には、テレビCMやインターネット広告の出稿量や関連するオンライン情報、およびパソコンやモバイルなどのデバイスを横断するデータを利用し、クロスメディア展開によるプロモーション活動がどのように影響し合い、売り上げやコンバージョン(成果の達成)などにどう影響を与えているかなど統計学的な分析を行っていく。

これにより、直接的に影響を与える施策のみならず間接的に寄与する施策の効果の可視化や、従来は定量的な効果が見えづらかったテレビCMの統計的な効果測定、またコミュニケーションプランの策定時に効果を最大化するための予算シミュレーションなどを実現するという。

今回の出資目的は、サイカとの協力関係をより強固なものとすることで電通グループのデジタルマーケティング領域におけるソリューションの取り組みを強化。また、同社グループは資金サポートおよび事業シナジーを通じて、サイカのさらなる成長を支援していく方針だ。

(岩井 健太)